【レポート】30代キャリアに悩む方に知ってほしい。実践教育給付金制度って?

Last Updated on 2021年1月29日 by ジョブメンズラボ

こんにちは!いーとんです。

コロナ禍で将来が不安で資格を取りたい方や自分のキャリアのために学び直しをしたい方も多くいらっしゃると思います。

実はいーとんも「キャリアコンサルタント」の資格を取ろうと思っています。でも家庭がある方では受講料がネック・・・

そんな方の助けとなるのが教育訓練給付金制度!今回は「教育訓練給付金制度」についていーとんが実際に申請してみましたのでレポートしたいと思います!

今回の内容

  • 学びたい資格によって給付金を受け取れる制度が存在する
  • 学ぶ講座によって最大120万まで返ってくる
  • ハローワークに面談&申請が必要なものもあるので早めに申請しよう

教育訓練給付金制度ってなに?

まず教育訓練給付金制度について紹介します!

働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とし、教育訓練受講に支払った費用の一部が支給されるものです。

また、初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する方で、受講開始時に45歳未満など一定の要件を満たす方が、訓練期間中、失業状態にある場合に訓練受講をさらに支援するため、「教育訓練支援給付金」が支給されます。

引用:厚生労働省HPより

給付の対象

現在雇用されている場合は雇用保険の支給要件期間が3年以上ある時(=3年以上の継続した勤務か離職期間が1年未満であれば通算して3年以上あること)

離職者であれば離職から1年未満

上記のどちらかを満たしていれば基本的に給付の対象となります。心配な方は近くのハローワークで確認出来るので聞いてみてください!

給付金の種類について

給付金には一般教育訓練、特定一般教育訓練、専門実践教育訓練の3つの種類があります。

一般教育訓練では受講のために支払った教育訓練経費のうち20%(上限10万円)

特定一般教育訓練はかかった費用の40%(上限20万)

・専門実践教育訓練では50%(上限120万)に加え、資格試験合格時に20%が追加

支給される制度です。

いーとん

私が受講するキャリアコンサルタントは約40万ほど受講料がかかりますが、専門実践教育訓講座に指定されているので12万ほどで受講できます。いったん全額支払いが必要ですがめっちゃ助かります!

資格講座の種類ですが一般教育訓練/特定一般教育訓練はかなり幅広く指定されており、TOEICなどの一般的な資格から中小企業診断士や宅建などジョブメンズラボのメンバーが持っている資格も指定されています。


専門実践教育訓練では看護師や理学療法士などの専門職やMBA大学院などが指定されています


対象となる講座は本当に多いので厚生労働省のHPで、一度探してみてはいかがでしょうか?気になる資格や取りたかった資格が見つかると思います!

いーとんが実際に申請してみた!

申請にどのくらいかかったのか、実際に私が実践してみました!

①ハローワークに行こう!

「専門実践教育訓練給付」を受けるには各地のハローワークで実施している「訓練前キャリアコンサルティング」を受講することが必須です。

訓練前キャリアコンサルティングを受講するにはジョブ・カードの作成が必要になります。

ジョブカードはネットでも入手できますが、記入方法や注意点なども一緒に教えてくれるので各地のハローワークにいって入手することをおススメします!(予約必須)

私も予約して人生初めてハローワークに行きました!30分ほど職員の方に質問しながら教えてもらい、実際の面談日の予約を行いました。

②ジョブカードを作ろう!

帰宅後、ジョブカードの作成を行いました。

内容は学歴/職歴/資格といった基本的な情報と自分の過去を棚卸するキャリアプランシートの2種類の作成が必要となります。

自分自身の棚卸ができている方であれば1時間半もあれば記入できると思います。

③訓練前キャリアコンサルティングを受けよう!

作成したジョブカードをもとに訓練前キャリアコンサルティングを行いました。内容としてはジョブカードの記載内容を訂正したり、キャリアプランシートを見ながら60分~90分ほど面談を実施しました。面談で問題なければ給付資格をGETできます!

④ハローワークに必要書類を提出しよう!

面談終了後、「受給資格確認票」(受講する講座の情報)「ジョブカード」「写真2部」「マイナンバー」「身分証明書」「給付をもらう口座情報」などの必要書類を提出すれば完了です!

講座が始まる1か月前までに①~④を終わらす必要があります。私は1週間ほどで完了しましたが余裕をもって申請することをおススメします

まとめ

今回は教育訓練給付金制度をいーとんが申請するまでをレポートしました。

私は実際にキャリアコンサルタントを目指すまでこういった制度があることを知りませんでした。

最近は書籍+YouTubeなどで資格勉強をする人も増えてきたと思いますが、通学で学ぶことで知識の定着だけでなく同じ目標を目指す仲間にも出会えるので私は絶対に通学で学ぶことをおススメしてます。

ぜひ教育訓練給付金制度を活用しながら学び直しをてもいいのではないでしょうか?

>30代はキャリアのターニングポイント

30代はキャリアのターニングポイント

どんな会社でも、就職して10年も経つと一通りの手順や全体像が見えてくる。結果、よく言えば仕事に対して余裕が生じ、悪く言えばマンネリに陥ることになる。その時に、現状に甘んじて何もせず、ハンコを押すだけのルーチンワークをするか、それとも常に変化へのアンテナを高くして、いずれ必要となるであろうスキルを磨いておくかで、10年後のポジションは決まる。ジョブメンズラボは「変化へのアンテナを高く」する30代とともに成長していく。

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