Last Updated on 2021年5月29日 by ジョブメンズラボ
こんにちは。しんちゃんです。
皆さん、自らのキャリアに不安を感じたことはありませんか?もしくは、自分の価値を高めるために何かにチャレンジしたいと思っていませんか?
そんな方々に、私は「宅建資格」の取得を強くおすすめしたいと考えています!
なぜなら「宅建資格」は、老若男女・新卒・転職を問わず、あらゆる場面で価値を発揮し、更にコストパフォーマンスも優れた最強の国家資格だからです!
本記事では、宅建士を知らない方、もしくはこれからチャレンジをしようとする方向けに、宅建士の基本的な情報から、そのメリットや取得者の実際の意見などをまとめさせていただきました。
具体的には、
- 宅建士について
- 宅建試験と勉強法について
- 民法の重要性
- 登録実務講習について
- 宅建士の就職事情
- 宅建士の年収事情
といった内容について紹介します。
宅建士とは
「宅建士」とは略称です。
正式には「宅地建物取引士」と言い、「宅建業法」という根拠法に基づき定められている国家資格者のことを言います。
「実際にはどういう内容の資格者になるの?」というと、以下のように説明がされています。
「宅地建物取引士」
宅地建物取引業者(一般に不動産会社)が行う、宅地又は建物の売買、交換又は貸借の取引に対して、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う、不動産取引法務の専門家である。
Wikipediaより引用
要は不動産取引のプロフェッショナルということになりますね。
ちなみに宅建士の認定開始は1958年(昭和33年)に始まりました。
不動産の取引は高額であり、複雑な権利関係が絡むことから専門資格として設置されたという背景があります。
そう考えると、宅建資格は60年以上の歴史をもつ非常に伝統のある資格という一面も持っていると言えます。
宅建士の3つの独占業務
宅建士の強みとして、「3つの独占業務」があります。
【宅建士の独占業務】
❶宅建業法第35条に定める重要事項の説明
❷重要事項説明書への記名押印
❸同第37条に定める書面(契約書等)への記名押印
上記の3つの業務は不動産取引をする際には、重要な業務になりますが、これらの業務は「宅建資格」を有する人しかできないことになります。
宅建士の必置義務
また、宅建士のもう一つの強みには「必置資格」という特徴があります。
【宅建士の必置義務】
宅地建物取引業者は、その事務所その他国土交通省令で定める場所ごとに、事務所等の規模、業務内容等を考慮して国土交通省令で定める数の成年者である専任の宅地建物取引士を置かなければならない。
「省令で定める数」というのは「5人に1人」になります。
これが一人でも欠ければ、宅地建物取引業者は規定の期間以内に補充をしなければなりませんので、不動産取引業者にとってはニーズの高い人材になります。
「宅建士」のポイント
・「宅建士」は伝統のある国家資格者であり、不動産取引のプロフェッショナルである
・宅建士には3つの独占業務と取引業者の必置義務があり、企業からの高いニーズがある
不動産取引業者だけでなく、金融、保険業界など様々な業界からも評価される資格ですね!
宅建試験について
国家で定められている資格である以上、当然宅建士になるには試験に合格する必要があります。
以下、宅建試験の概要について紹介します。
受験資格・試験日・申し込み方法
宅建試験は、毎年10月の第3日曜日に行われる年1回の試験です。
「誰でも受験することができる」という点も宅建試験の特徴です。
令和2年度は10月18日(コロナにより12月も実施)に実施されています。
詳細な受験資格や公告時期、申し込み期間は以下になります。
【試験日時】
毎年1回、10月の第3日曜日に、次の時間で実施します。
・午後1時~午後3時(2時間)
※ただし、登録講習修了者は、午後1時10分~午後3時(1時間50分)
【受験資格】
年齢、性別、学歴等の制約はありません。誰でも受験できます。
【実施公告】
原則として、毎年6月の第1金曜日に、次の方法により発表。
(1)官報への掲載
(2)一般財団法人不動産適正取引推進機構ホームページへの掲載
【受験申込】
・インターネット:毎年7月1日から15日まで(原則)
・郵送:毎年7月1日から7月31日まで(原則)
【受験手数料】
・7,000円
不動産適正取引推進機構より作成
申込期日が割と早いので気づいたら申込期限を過ぎていた・・・なんてならないように気を付けましょう!
試験内容
では、宅建試験の試験内容を見てみたいと思います。
【試験内容】
土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
宅地及び建物の価格の評定に関すること。
宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。
【試験方法】
50問・四肢択一式による筆記試験です。
※ただし、登録講習修了者は45問です。
不動産適正取引推進機構より作成
宅建試験は2時間で50問を解くマークシート試験です。
試験範囲については、実際の出題科目を見た方が分かりやすいですね。
科目 | 出題数 |
民法 | 14問 |
宅建業法 | 20問 |
法令上の制限 | 8問 |
税・その他 | 8問 |
したがって宅建試験は、
「民法」、「宅建業法」、「法令上の制限」、「税・その他」
の4科目を中心に勉強をすれば良いことになります。
「宅建試験」のポイント❶
・宅建試験は毎年10月の第3日曜日に行われる年に1回の試験である
・受験資格はなく誰でもチャレンジ可能
・試験内容は50問の4肢マークシートを2時間で解答
・試験科目は「民法」、「宅建業法」、「法令上の制限」、「税・その他」の4科目
宅建試験の難易度
宅建試験の難易度については様々なサイトで言及されています。
・「国家資格の中では、比較的合格できる可能性が高いと言える」(ユーキャンより)
・「国家試験の中では比較的合格しやすい試験ですが、試験範囲がとても広く合格率も15%前後のため、しっかりとした対策が必要」(フォーサイトより)
・難易度A:独学で目指す場合の最難易度(JQOS.jpより)
総じて、
「綿密な試験対策と勉強は必要だが、国家資格の中では取得しやすい資格」
といった位置づけがおよその難易度になります。
実際に私は令和2年度10月の試験を独学で受けましたが、印象としては上記と同じでしたし、
「働きながら取得する国家資格としてコスパの良い難易度」
であると感じました。
実際に私が受験した感想や自己採点結果などはこちらの記事にまとめています。
合格率と合格点の推移
宅建試験の合格率は毎年15%~17%台に収まっており、合格率は高いとは言えません。
令和2年度と過去5年間の申込者数、受験者数、合格者数、合格率、合格基準点は以下になっています。
年度 | 申込者数(名) | 受験者数(名) | 合格者数(名) | 合格率 | 合格基準点 |
H27 | 243,199 | 194,926 | 30,028 | 15.4% | 31点 |
H28 | 245,742 | 198,463 | 30,589 | 15.4% | 35点 |
H29 | 258,511 | 209,354 | 32,644 | 15.6% | 35点 |
H30 | 265,444 | 213,993 | 33,360 | 15.6% | 37点 |
R1 | 276,019 | 220,797 | 37,481 | 17.0% | 35点 |
R2(12月除く) | 206,143 | 168,989 | 29,728 | 17.6% | 38点 |
特徴的なのは合格基準点の推移です。
宅建試験は相対評価の試験なので、毎年受験者の取得点数によって合格基準点が変動します。
上記の表、そして過去12年までさかのぼっても宅建試験の合格基準点は、
31点~38点とかなり幅があることが分かります。
合格点の推移を見ると難化傾向、受験者の高レベル化が予想されますが、逆に言うと取得するなら早い方が良いということになります!
ちなみに日本の国家資格受験者数を比べると、宅建士の受験者数は毎年1位や2位といった順位になります。それほどの人気資格ということですね。
「宅建試験」のポイント❷
・宅建試験の難易度は「綿密な試験対策と勉強は必要だが、国家資格の中では取得しやすい資格」レベル
・試験勉強、受験をした感覚では「働きながら取得する国家資格としてコスパの良い難易度」
・合格率は毎年15%~17%台で推移
・合格基準点の幅は31点~38点と広く、毎年きちんとした対策が必要
宅建試験の勉強について
実際にどれくらいの勉強時間が必要で、どのような勉強法がベストなんでしょうか?
必要な勉強時間
宅建試験の必要勉強時間は一般的に、
「200~300時間」
と言われています。
これを毎日2時間として計算すると、
「4カ月~5カ月」
の勉強期間が必要ということになるかと思います。
「こんなに勉強できないです」と思う方が多くいるかと思います。
私もそう思います。でも大丈夫です。
私は独学で勉強時間120時間、勉強期間3か月で合格したからです。
必要勉強時間というのはあくまでも「一般論」なのだなとつくづく思いました。
ちなみに受験当時の私のスペックと環境は以下になります。
【受験時のしんちゃんのスペックと環境】
不動産実務経験:なし(仕事:営業、業種:製造業)
学歴:MARCH卒、法学部だが学生時代はほとんど授業に出ていないので基礎知識皆無
生活環境:平日週5勤務(平均残業時間20~30時間)、土日は基本休み、単身赴任
おそらく宅建試験においては、その人の今の環境やスペックよりも、
「限られた時間でいかに効果的な試験対策を行うか」
これが最も重要であると私は感じています。
これを言い換えると、
「正しい対策を講じれば誰でも合格できる可能性に近づくことができる」
ということになるかと思います。
宅建試験の勉強方法と手段
個人的に思うことは、「勉強の手段」は人それぞれだということです。
何が良いかはその人の置かれている環境で変わります。
ただ、「勉強法」はどの手段を使っても基本的には変わらないです。
勉強の手段(独学・通信・通学・教材)が戦術だとすれば、
勉強法(スケジュール、教材の使い方)は戦略です。
戦略が正しければ、戦術は個別選択で十分だと思っています。
私は「自分の時間を縛られるのが嫌だった」「お金をかけたくなかった」という理由で、独学を選択しました。
そして以下の要領で勉強に臨みました。
できるだけ読んでいる方の役に立つようリアルに記載していますので、参考になれば幸いです。
【宅建試験の独学学習法】
❶基本テキストをざっと1周読む(範囲の把握)
❷YouTube動画を視聴(理解の促進)
❸予想問題集に取り組む(論点の把握)
❹問題集で知った知識をテキストに書き込む(知識の補完)
❺初回よりも丁寧に、改めて参考書を読む(知識の上塗り)
❻過去問に取り組む⇔知らない知識をテキストに書き込む(実践への慣れ)
※以降は時間があれば過去問、テキストの繰り返し+余裕があれば模試
- 【7月】~やる気ある期~:勉強時間43時間
- ・「みんなが欲しかった!宅建士の教科書(全科目)」一読(約10時間)
・YouTube「宅建みやざき塾」の総まとめ動画を視聴(約10時間)
・「みんなが欲しかった!宅建士の問題集(全科目)」を1周解く(約13時間)
・「宅建士の教科書、問題集(宅建業法、権利)」2周目(約10時間)
- 【8月】~さぼり期~ 勉強時間:22時間
- ・「宅建士の教科書、問題集(法令、税その他)」2周目(約7時間)
・「みんなが欲しかった!宅建士の12年過去問題集(H20~H24の5年分)」を解き解説を
精読(約15時間)
- 【9月】~続・さぼり期~ 勉強時間:10時間
- ・「宅建士の過去問題集(H25~H28年の4年分)」を解き解説を精読(約10時間)
- 【10月】~直前追い込み期~ 勉強時間:45時間
- ・「宅建士の過去問題集(H29~R1の3年分)」を解き解説を精読(約8時間)
・「2020本試験をあてるTAC直前予想宅建士」の模試を解く(5時間)
・「みやざき塾」YouTube動画を2回目視聴(15時間)
・「宅建士の過去問題集(12年分)」の間違った問題だけ2周目解く(17時間)
【勉強結果】
勉強期間:7月5日~10月18日
勉強時間:約120時間
【試験結果】
令和2年度10月度宅建試験:38/50合格
8月、9月は仕事とモチベーション低下でさぼり気味でしたが、直前期に巻き返しました。笑
ポイントとしては、
・「テキストは1週目はサラッと、2週目は書き込んだ知識含め精読、以降は問題集、過去問との往復」
・「早めに問題集、過去問に着手しアウトプット中心の学習に移行することで、【試験で使える形】の知識として定着させる」
・「直前の追い込みはすごく大事(特に業法、法令、税といった暗記系)」
・「Youtubeは理解促進に有効」
という点が大事だと思いました。
以前にFPを取得した時も同じような勉強法を実施したので以下記事もご参考ください。
おすすめのテキスト・問題集・過去問
私が独学で宅建試験の勉強のために使用した教材は以下になります。
【使用した教材】
<教科書>
・「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [スマホ学習対応(例題付)] 2020年度 (みんなが欲しかった! シリーズ) 」
<問題集>
・「みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 本試験論点別 [最新試験解き方動画付] 2020年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)」
<過去問>
・「みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集 2020年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)」
<模試>
・「2020本試験をあてる TAC直前予想 宅建士」
書店で他の教材も読んだ上で、上記の教材を選んだ理由は、
「テキストがビジュアル豊富で理解しやすく、初学者にちょうど良いボリュームだったから」です。
初めて参考書を選ぶ方の中には、
「できるだけ網羅されている本の方が良いのでは」
「簡単そうなテキストより、少し硬派なものの方が良いのでは」
といったような迷いが産まれがちだと思います。
私は「足りない部分は問題集や過去問で補充していけばよい」と考えてました。
大事なのは、「その教材が自分にとって継続して取り組めるものかどうか」です。
私はTACのテキストを使い、結果、挫折せずに最後まですべて取り組むことができました。初学者の方には大変おすすめです!
「宅建試験の勉強法」のポイント
・一般的に宅建試験の必要とされている勉強時間は約300時間(4、5か月)
・効果的な学習ができれば約120時間(3か月)での合格は十分可能!
・最初のテキスト読みはさらっとでOK!
・早めにアウトプット中心の学習に移行することで、知識の幅と深さを広げて【試験で使える形】の知識として定着させる
・テキスト選びのコツは「網羅されているか」ではなく、「学習が継続できそうか」で決める!
また、テキスト・参考書はその人により合うものが様々です。
私のおすすめ3選を上げておりますのでぜひこちらの記事も読んでみてください。
民法の改正と科目としての重要性
今後の宅建試験においては、民法科目をどう対策していくかが非常に重要になってきます。
その一つの理由が2020年4月の「民法改正」です。
実は、民法の債権関係の規定は1896年に制定されて以降、120年に渡り、実質的な改正がされていませんでした。
令和2年度10月の宅建試験にも改正民法の論点はいくつか出題されましたが、今後の宅建試験でも問われることは必須です。
また、もう一つの理由として「民法を得点源にする必要がある」という点があります。
一昔前までの宅建試験は7割とれていれば安心と言われていました。
なので、例えば極端な話、民法14問をすべて落としても、合格できた可能性があったわけです。
しかし、最近の合格ラインの上昇傾向によって、民法でもしっかり得点を取らなければならなくなりました。
令和2年度10月試験に至っては過去最高の38点が合格ラインになっています。
また、近年の民法問題は「過去問の丸暗記では対処できない」と言われています。
宅建の試験科目の中で、深い理解の必要な科目になるので、これから受験される方は、是非早めから取り組んでみてください。
ちなみに理解の助けとしては、「宅建みやざき塾」のYouTubeがとても参考になるので是非視聴してみてください!
「民法」のポイント
・2020年の民法改正以降は、改正論点の問題が出ることが予想される
・合格ラインが上昇している近年の宅建民法は、得点源にしなくてはならない科目
・民法の理解促進にはYouTubeがおすすめ!
登録実務講習について
宅建試験に合格したあとに、すぐに宅建士になれるわけではありません。
実務経験が2年未満の方は「登録実務講習」を受ける必要があります。
どこで受けるのか、また、受けるにあたって必要な情報などは、下記記事に実際の受講した経験を踏まえてまとめていますので、ご参考ください。
宅建士の就職事情
宅建士は就職に有利と言われています。
やはり「独占業務」、「必置義務」の規定の存在が宅建士の価値を高める要因になっているようです。
また、宅建士は年齢・性別・ライフステージなどを問わず就職の可能性が広いのも特徴です。
宅建Jobマガジンによると以下のような理由が述べられています。
❶新卒・・・20代の宅建士資格登録者数は非常に少ない(3%程度)。未経験であろうと重宝される可能性が高い。また、不動産だけでなく金融、保険、建設、小売りなど様々な業界での就職活動に有利に働く。宅建合格者への優遇選考を行っている企業もある。
❷女性・・・主婦の方が宅建を取得し就職に成功するケースもあり、宅地建物取引士に占める女性の比率も年々増加している。女性の宅地建物取引士は平成 30 年度末の宅地建物取引士(就業者)数でみると 23.7%(23.2%)で、平成 5 年度末からの 25 年間で 6.3 ポイント高くなっている。
❸40代以降・・・宅建の資格があると、40代以降の就職(転職)にも有利です。一般的に、40歳を超えると就職(転職)は困難と言われるが、宅建士の場合は幅広い専門知識があるので、企業から見ても魅力的な人材に見える。実際、宅建の資格就業者は40代が最も多いというデータもある。
宅建Jobマガジンより作成
また、最近ではWワーク、副業、サイドビジネスといった枠でも宅建資格が活用できそうなチャンスもあります。
また、FP、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士など様々な資格とのダブルライセンス取得により、より宅建士の価値が高まります!
私もFP、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士の試験を受けましたので、そちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
「宅建士の就職事情」のポイント
・「宅建士」の肩書は新卒、女性、壮年など様々な年齢でも就職に有利に働く!
・今後はWワークや副業などでも活躍できるチャンスがある!
・宅建士と相性の良い資格は多くあり、ダブルライセンス取得によって更に宅建士の価値が高めることができる!
宅建士の年収事情
宅建士の年収っていいんでしょうか?
例えば、ユーキャンのサイトなどを見てみると、
企業に勤務した場合、宅建士の平均年収は約470万円~626万円程度
という記載がされています(参考:ユーキャン)
ただ、もちろん企業の規模や地域、年代によって年収の幅があるのも事実です。
元々、不動産営業は成果色の強い仕事でもあるので、その点も大きいのではないかと思います。
そのような中で、私が個人的に思う宅建士のメリットは「宅建資格手当」です。
企業によって1万円~3万円、5万円といった幅がありますが、仮に月3万円の手当だとして、年間36万円の収入アップはかなり魅力的だと思います。
いずれにせよ、受験にかかった費用など1年ですぐに回収できるので、やはりお勧めの資格と言えます!
「宅建士の年収事情」のポイント
・宅建士の年収は企業の規模や地域、年代によって幅がある
・特に大きなメリットは企業の「宅建資格手当」であり、年収の大幅アップも可能!
まとめ
何度も言いますが、「宅建資格」は、老若男女・新卒・転職を問わず、あらゆる場面で価値を発揮し、更にコストパフォーマンスも優れた最強の国家資格だと感じています。
分かりやすく年収が上がることもメリットですが、たとえば以下のように他にも得るものは多いと思います。
「専門的な知識が身に付く」
「自分の市場価値が高まる」
「将来のリスクヘッジになる」
「国家資格取得者として自信が芽生える」
「キャリアの可能性が広がる」
みなさん、自らのキャリアに不安を感じたことはありませんか?
もしくは、自分の価値を高めるために何かにチャレンジしたいと思っていませんか?
私は宅建資格取得者として、是非みなさんの応援と、有益な情報発信をし続けていきたいと思っています!
是非みなさんも宅建士を目指し、合格を勝ち取りましょう(^^)/