Last Updated on 2020年12月1日 by ジョブメンズラボ
どうもいーとんです!
本日Bリーグ2019-2020シーズンの決算発表でした!
概要としては22クラブが赤字とコロナが直撃した決算でした。
B1では千葉/大阪/宇都宮/川崎/琉球/三遠/横浜/新潟/富山が赤字
債務超過は宇都宮/横浜/新潟の3チームとなりチーム力強化のみならず、財務面でも強化が必要になりますね・・
さて今回はコスパをテーマにしたいと思います!
コスパがよかったチームはどこなのか?決算発表から探っていきたいと思います!
本記事の内容
記事のポイント
・1勝当たりのコスパを計算!
・一番コスパのいいチームは〇〇!
・チーム力強化のためにコスパがいいのは?
コスパを算出
さてチームのコスパを算出したいと思います!
そのためにまずコスパの定義を決めたいと思います。
プロバスケットボールチームにとってパフォーマンスとは『勝つこと!』です。
『勝つため』に選手を集め、スポンサーを集め、ファンにアリーナに来てもらう
コストは勝利に一番直結するトップチームの人件費のみを参考にしました!
算出されたコスパ値からTOP3とWORST3を発表したいと思います!
TOP3を紹介
3位:川崎ブレイブサンダース
第3位は川崎ブレイブサンダース!
人件費が4億8326万4千円とリーグ4位の人件費でありながら、中地区首位・リーグ2位の31勝を挙げ、コスパランキングでは3位となりました!
(1勝当たりの費用:15,589千円)
正直意外でした。ファジーカスは1億を超えると噂されており、外国籍もしっかりと補強しているイメージがあるので・・・
意外と日本人選手の年俸は安いですかね?
2位:京都ハンナリーズ
第2位は京都ハンナリーズ!
人件費2億7857万6千円とリーグ13位と格安なチームを作りながら20勝を挙げ、コスパランキングでは2位となりました!
(1勝当たりの費用:13,929千円)
納得ですね!サイモンも安いと噂されており限られたチーム予算の中、KJ(松井啓十郎)の復活など浜口炎HCの采配によって勝ちを積み重ねていきました!
HCが移籍した今シーズンもこのコスパの良さが出せるのか?注目したいと思います!
1位:滋賀レイクスターズ
第1位は滋賀レイクスターズ
人件費2億3448万1千円とリーグ15位の人件費でありながら、京都を超える21勝の勝ち越しを果たしており、コスパランキングで優勝となりました!
(1勝当たりの費用:11,166千円)
予想通りでしたね!
シェーファー選手・斎藤拓実選手のアルバルク東京からのレンタル選手と生え抜きの佐藤卓磨選手・高橋耕陽選手を中心にベテランがうまく融合していたチームでした。
名前上げた選手全員が移籍したのはショックです・・・
高橋耕陽選手はめっちゃ応援してるので、移籍先ではあまり出場がなくて寂しい・・・
WORST3を紹介
3位:シーホース三河
3位はシーホース三河
人件費がリーグ5位の4億7857万1千円と3位の川崎ブレイブサンダースとほぼ同じ金額ながら18勝しか勝てず負け越し・・・
(1勝当たりの費用:26,587千円)
川崎ブレイブサンダースの1.7倍費用が掛かっておりコスパは悪かったですね・・
今年はさらに補強に力を入れておりコスパがどうなるのか?
やはりキミタケHCは限界?
2位:アルバルク東京
2位はアルバルク東京
理由はなんといってもリーグダントツの人件費
その額9億2624万2千円!!
どのくらいすごいかといえば島根・横浜・新潟・滋賀の4チームを足した人件費よりアルバルク東京1チームの人件費のほうが高い!
リーグの32勝を挙げてはいますが、人件費が桁違いでコスパ的には悪いですね
(1勝当たりの費用:28,945千円)
1位:三遠ネオフェニックス
WORST1位は三遠ネオフェニックス
理由は昨シーズンは勝てなすぎた・・・
人件費こそリーグ14位の2億6282万3千円と格安なチームをつくれていたがわずか5勝しかできなかった・・・
(1勝当たりの費用:52,565千円)
滋賀レイクスターズの約5倍、アルバルク東京の2倍かかっておりコスパはダントツの最下位でした。
全コスパランキング
人件費 | 勝ち数 | コスパ | |
滋賀 | 234,481 | 21 | 11166 |
京都 | 278,576 | 20 | 13929 |
川崎 | 483,264 | 31 | 15589 |
秋田 | 312,182 | 19 | 16431 |
SR渋谷 | 444,891 | 27 | 16477 |
大阪 | 433,132 | 26 | 16659 |
富山 | 290,584 | 17 | 17093 |
新潟 | 223,955 | 13 | 17227 |
琉球 | 470,866 | 27 | 17439 |
島根 | 210,911 | 11 | 19174 |
宇都宮 | 608,232 | 31 | 19620 |
名古屋D | 375,274 | 17 | 22075 |
横浜 | 257,208 | 11 | 23383 |
千葉 | 659,154 | 28 | 23541 |
北海道 | 308,896 | 13 | 23761 |
三河 | 478,571 | 18 | 26587 |
A東京 | 926,242 | 32 | 28945 |
三遠 | 262,823 | 5 | 52565 |
コスパをよくするには?
チームのコスパをよくするにはどうすればいいのでしょうか?
選手にお金をかければチームは強くなるでしょう。B2では広島が4億というB1上位並みの人件費をかけることでB1昇格を手にしています。
しかし、所謂企業系チームと呼ばれないチームにはスポンサー料に限界もありコロナ禍では入場料も期待できません。
そういった中では優秀なHCを獲得できているチームはコスパ上位にいるのではないでしょうか?
滋賀のデニスHC、京都の浜口炎HC、秋田の前田HC等コスパがいいチームには優秀なHCが多いイメージがあります。今期で言えば昇格した信州の勝久マイケルHCもそうですね。
なんせ信州は広島の1/4の1億前後の人件費で昇格を果たしています。
お金がないチームはどうしても外国籍などに頼りがちですが、コスパよく勝つには優秀なHCを引っ張り、それを支えるフロントを作ることが最短の道ではないでしょうか?
まとめ
今回はBリーグの決算に合わせ、コスパがいいチーム・悪いチームについてまとめてみました!
普段のチームの勝った、負けただけでなく、決算から読み解くことでチームの方向性なども想像できると思います。
色々な視点からバスケを楽しんでいただけたら嬉しいです!