Last Updated on 2021年5月27日 by ジョブメンズラボ
どうもいーとんです
富山グラウジーズは、クオーターファイナルで第三戦までもつれ込むも最後は琉球に逃げ切られ敗戦と今シーズンが終了しました
マブンガ選手のお辞儀と若手選手の活躍で最後4点差まで詰め寄ったシーンは涙なしには見れませんでした・・・
富山としては堅守とP&Rが主流のBリーグにおいて、OFで殴り勝つという新しい戦略を見せつけ旋風を引き起こしたシーズンとなりました
ただ、バスケはJリーグやプロ野球と違い、毎年選手の移籍が多いスポーツです
そうなると感動を与えてくれたメンバーも何人か移籍が起こります
今回は来期メンバーをどういった体制で行っていくのか考えてみたいと思います!
本記事のポイント
ポイント
・Bリーグの契約更新・移籍ルールについて
・グラウジーズの現状の移動は3名
・来期グラウジーズが獲得をする選手は?
Bリーグ移籍のルールについて
まずは、契約更新のルールについて紹介したいと思います。
契約更新のルールは規約に以下のように定められています
第11条〔契約更新通知期限〕
Bクラブは、その所属選手に対し、新たな契約を締結する意思およびその契約条件を、
シーズン終了の7日後までに書面により通知しなければならない。
当該期日までに契約更新通知がなかった場合、当該Bクラブに契約更新の意思が無いものとみなし、
当該Bクラブは当該選手を直ちに自由交渉選手リストへ登録しなければならない。
なお、ここでいうシーズン終了日とは、当該BクラブのBリーグ公式戦
(チャンピオンシップおよびプレーオフを含む)終了日をさす
Bリーグ規約より
となっております。つまり富山グラウジーズは5月17日に試合が終了しましたので、24日までに書面による通知が必要になり、なかった場合は即自由交渉リストに登録となります。
また選手の移籍についてのルールも紹介したいと思います
選手の移籍としては自由交渉リストに記載されてからの移籍orリスト掲載前に移籍の2パターンがあります
ますは自由交渉リストについて規約より紹介したいと思います
第12条〔自由交渉選手リスト〕
Bリーグ規約より
(1) Bクラブおよび所属選手に下記のいずれかの事由が発生した場合、Bクラブ
は所属選手を自由交渉選手リストへ公示する。
① 所属元クラブによる当該選手への契約更新の意思がない場合
② 所属元クラブと当該選手との契約交渉が決裂し、契約更新がなされないこ
とが確定した場合
③ 所属元クラブと当該選手との現行契約の契約期間が満了した場合
(2) いかなるクラブも、所属元クラブへの通知なくして、自由交渉選手リストに
掲載された選手と契約交渉および契約締結できるものとする。
つまり自由交渉選手リストに掲載された時点で、基本的には元いたチームとの契約はありません。
ただし③の場合は再度契約を行う場合があります
続いて自由交渉リスト記載の移籍について紹介したいと思います
第19条〔プロ選手がプロ選手として移籍する場合〕
Bリーグ規約より
プロ選手との間でプロ選手としての契約を締結しようと意図するクラブは、下
記のとおりとする。
① 契約期間満了後の移籍の場合、移籍先クラブは、当該プロ選手との交渉に
入る前に書面により当該プロ選手のその時点で在籍するクラブに通知しなけ
ればならない。但し、当該プロ選手が自由交渉選手リストに登録されている
場合を除く。なお、移籍先クラブは、当該プロ選手がその時点のクラブとの
契約が満了したか、または満了前6ケ月間に限り、該当プロ選手と契約交渉
および契約締結をすることができるものとする。
② プロ選手契約の期間満了前であっても、移籍先クラブと移籍元クラブとが
移籍に伴う補償について合意し、かつ、当該選手も移籍を承諾した場合は、
移籍を行うことができる。この場合の補償については、クラブ間での交渉に
より決定される。
今回、京都ハンナリーズの寺嶋選手が広島ドラゴンフライズに移籍した例が①にあたります
富山グラウジーズの場合は?
では今回の富山グラウジーズについて考えてみたいと思います
富山グラウジーズの場合、日本人選手の現在の契約人数は11人
リーグでは試合に12名しか登録できず、外国籍が3人登録することを考えると
日本人の登録は基本9名までとなり、2名は契約することが出来ません
まず、書面通知の〆切である24日に自由交渉リストに記載されたのが阿部選手
残念ながらルールから考えるとチームとして契約の意思がなかったのでしょう
翌日25日に自由交渉リストに記載されたのが、城宝選手と橋本選手
翌日のラジオに出演した城宝選手曰く、「チームからはもう1年やってほしい」といわれが、出場時間がもっと欲しくてリスト掲載を希望した。と言っていましたので、②or③になるのでしょう
同じく掲載された橋本選手
橋本選手については過去記事でまとめています
今シーズン平均プレータイム14.7分 5.1得点 2.2リバウンドと大きくプレータイムや平均得点を伸ばした橋本選手ですが4月末に全治7か月のけがとなり、11月までプレーできないこと、またインサイドのDFやリバウンドに難があるのであまり年俸を提示できなかったのではないでしょうか?(チームも赤字ですし・・・)
またケガさえ治れば、攻撃力はぴか一なところを見せつけることもできたので、高年俸を提示するチームもあるでしょうね
それ以外の選手については基本的に契約を進める予定となっており、次は2週間後の6月7日がいったんの契約交渉満期となります
6月上旬にはある程度の契約状況がまとまってくると思います
富山グラウジーズが契約を考える選手は?
残った日本人選手8名はポジション別に
1番 宇都選手・上澤選手・山口選手
1/2番 岡田選手
2番 水戸選手 松脇選手
3番 飴谷選手 サトルマエタ選手
となります。全員と契約できたと仮定すると日本人選手は1名の契約となります
特別指定で現:秋田のワン選手との契約を考えたことを考慮すると、インサイドの主体の選手。特にストレッチ4ではなく泥臭くリバウンド/DFができる選手を取りたいのではないかと考えます!
今市場にいる選手では、広島の荒尾選手・谷口選手/滋賀の頓宮選手/北海道のファイ選手などが浜口炎HCは欲しがるのではないでしょうか?
まとめ
今回はBリーグの移籍ルールと富山グラウジーズの移籍について考えてまとめてみました
選手の移籍って本当に悲しいですよね。特にずっとプロ野球を応援していたいーとんでは毎年選手が入れ替わるのは慣れません
一方、毎年の移籍の噂話やどんなチームを作るのか考えるのも本当に楽しいですね!
グラウジーズはオフシーズンになってしまいましたが、まだまだ楽しみたいと思います!