【レポート】地方移住は進むのか?30代サラリーマン実際の地方都市生活を公開

Last Updated on 2020年9月28日 by ジョブメンズラボ

こんにちは。いーとんです。

私はジョブメンズラボの3人の中で唯一の地方都市(首都圏より新幹線で2時間程度)に10年ほど住んでいます。

パソナの本社機能移転などコロナ渦で地方移住が進むのではと話題になっています。

今回は地方都市生活10年目の私が今回は地方都市生活の実際についてレポートしたいと思います!

本記事の内容

  • 地方都市に住む金銭的なメリットは大きいが、それ以外のデメリットがかなりある
  • 企業移転は少しは進むかもしれないが、東京集中は変わらないと筆者は考える

ここがおススメ!地方移住のメリット

家賃が安い!

何といってもこれは大きいと思います!
住宅情報サイト「CHINTAI」でファミリー層に人気の2LDKの家賃相場について調べてみました!

東京都中野21.5万円
東京都吉祥寺14.5万円
東京都清澄白河15万円
長野県松本市7万
静岡県静岡市7万
CHINTAIより筆者作成

東京都内で最近人気の中野・吉祥寺・清澄白川と移住先で人気の静岡・松本と比較すると家賃は1/2-3で済みます。

固定費である家賃で月7万~14万違ってくると年間では80万~160万ほどの差になりますので大きなメリットですね!

安くて新鮮な食材が手に入る!

私は現在日本海側に住んでいますが、スーパーで買ったお刺身(しかも期限切迫の半額品!!)を食べた際の美味しさに感動しました。

皆さん旅行先で地元の食材を楽しんだことなどは、誰しも経験あると思います。
このような経験を四季折々いつでも楽しむことができるのも地方に住むメリットです。

また飲食店も東京ほどはありませんが、素材の良さを生かしたリーズナブルなお店が多いので意外と外食も楽しむことができます!

気軽にレジャーに行ける!

ジョブメンズラボでも何度か紹介していますが私はすぐ近くでキャンプを楽しんでいます。

またそれだけでなく、ハイキング、海水浴、川遊びなど自然を生かしたレジャーを気楽に体験できます

東京にいては自然を生かしたレジャーを楽しむにはお金も時間もかかるので気軽にはできません。

また自然を楽しむレジャーを行うと心身ともにリフレッシュできるのも仕事への活力になりますね。

キャンプを楽しむいーとん

ここがきつい・・地方移住のデメリット

車社会

地方生活ではほぼ車は必須になります。

また今後少子高齢化が進めば地方では公共交通機関が維持できなくなりますので、車社会は必須になります。

池田泉州銀行によれば年間の維持費は17万強かかり、その他ガソリン代や購入費なども含めると家計に打撃が大きいと思います。

コミュニティが狭い

私が住んでいるのは「地方都市の駅前」なので、よくある体験記のような「田舎の濃厚なコミュニケーション」はありません。

それでも、町内会では常にイベントが実施されています。またショッピングモールや飲食店に行けば知人・仕事関係の人に会いますので、あまり気を抜くことができません。

さらに情報もうわさによってご近所で流れるケースが多く気苦労が多いです。

ただそういった人付き合い・近所付き合いが嫌いでない・積極的に参加したいという方であればデメリットではなくなるでしょう

教育の選択肢が狭くなる

30代移住者では教育の充実さもポイントだと思います。

地方都市では公立中学⇒公立進学校という流れがほとんどであり、大学まで一貫による私立学校や特色のある学校などもほとんどなく選択肢が少なくなります

また子供の習い事も水泳・ピアノなど基本的なものしかなく東京のように多様な習い事に通うことも現実的ではありません。

教育は子供だけでなく大人でも選択肢は狭まります。


都会であればMBAでも、資格の専門学校でも多くの選択肢があり、直接通学で学ぶことができます。

直接通学することで幅広い人間関係にもつながる可能性がありますが地方では通信のみの学習になり、受講できる資格が少なくなり人間関係を広げることも難しくなります。

まとめ

今回は地方都市生活10年目の私が今回は地方都市生活の実際について紹介させていただきました。

コロナ渦で地方移住が進むのではと話題になっていますが、私は進まないと思っています。(ただし埼玉・千葉・神奈川の田舎は移住の可能性があると思います。)

理由としては現代社会の日本人が求めている「豊かさ」「気軽さ」「多様性」が地方移住では簡単には手に入らないからです。

地方で自分がしたい生き方を達成するには「自ら動きつかみ取る」ことが必要です。

「自ら動きつかみ取る」ことができる方は地方でも楽しめると思いますし、地方に転勤になり楽しめていない方は一歩でも前にでることおススメします!

>30代はキャリアのターニングポイント

30代はキャリアのターニングポイント

どんな会社でも、就職して10年も経つと一通りの手順や全体像が見えてくる。結果、よく言えば仕事に対して余裕が生じ、悪く言えばマンネリに陥ることになる。その時に、現状に甘んじて何もせず、ハンコを押すだけのルーチンワークをするか、それとも常に変化へのアンテナを高くして、いずれ必要となるであろうスキルを磨いておくかで、10年後のポジションは決まる。ジョブメンズラボは「変化へのアンテナを高く」する30代とともに成長していく。

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