Last Updated on 2021年1月6日 by ジョブメンズラボ
どうもいーとんです!
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします!
さていーとんが応援しているBリーグは年末年始も各地で白熱した試合があり、今週から2週間のバイウィークに入っています。
まずは順位表の確認
東地区は宇都宮ブレックスと千葉ジェッツが共に22勝5敗で並び、それを昨年度天皇杯王者のサンロッカーズ渋谷と台風の目の富山グラウジーズ・秋田ノーザンハピネッツが追う展開
西地区もシーホース三河と琉球ゴールデンキングスが19勝8敗で同率と混戦です!
昨年地区優勝のの川崎ブレイブサンダースとアルバルク東京が共にCS圏外の大接戦となっています
さてそんな白熱しているBリーグでネット上で噂されているのが『〇〇の笛』問題!
過去はハンドボールで『中東の笛』が話題になりましたが、Bリーグでよく言われるのが『千葉ジェッツの笛』
千葉ジェッツに有利になるような判定=笛が多いというのがこの噂の元
では本当に千葉ジェッツ戦ではファール数に変化はあるのでしょうか?
過去のデータより検証してみたいと思います!!
本記事の内容
ポイント
・過去4シーズンのデータからファール数を読み解く
・他のプロスポーツでの〇〇の笛
・〇〇の笛を解決する方法は?
本当に千葉ジェッツ戦ではファール数に差があるの?
本当に千葉ジェッツ戦でファール数に違いがあるのかBリーグ公式スタッツより、開幕から昨シーズンまでの4シーズン分のファール数から傾向を読み解きたいと思います!
ファール数の違いについて
千葉ジェッツを除いた17チームの平均ファール数・被ファール数と千葉ジェッ戦でのファール数に差があるのか確認してみました!
ファール数 | 被ファール数 | |
19-20シーズン | ||
千葉戦以外の平均 | 17.14 | 16.94 |
千葉戦の平均 | 17.70 | 17.38 |
18-19シーズン | ||
千葉戦以外の平均 | 16.94 | 16.70 |
千葉戦の平均 | 17.77 | 17.38 |
17-18シーズン | ||
千葉戦以外の平均 | 18.11 | 18.03 |
千葉戦の平均 | 19.20 | 16.98 |
16-17シーズン | ||
千葉戦以外の平均 | 17.97 | 17.77 |
千葉戦の平均 | 17.73 | 17.17 |
4年間平均 | ||
千葉戦以外の平均 | 17.54 | 17.36 |
千葉戦の平均 | 18.10 | 17.23 |
4シーズン千葉ジェッツ戦を除いた17チーム(3740試合)の1試合当たり
平均ファール数17.54、平均被ファール数17.36
一方4年間の千葉ジェッツ戦における17チームの1試合当たり
平均ファール数18.10、平均被ファール数17.23
という結果でした!
1チームあたり千葉ジェッツと戦った場合、ほかのチームと戦った時と比べ0.56回ファールが増え、0.13回もらうファールが減るといった結果です。
つまりほとんど差がないということになります!
一般的に強豪チームを止めるためにDFがハードになりファールが増えることはよくあることなので、千葉ジェッツを止めるためには多少のファールがかさむこともあり、この数字の差が千葉ジェッツの笛によるものだとは考えにくい
勝負どころでのファールの差は?
この評価では、いやいやそうじゃない!勝負どころでのファールが見逃されてるんだ!って声が聞こえてきそうです。
しかし、客観的には証明しようがありません(笑)
でも皆さんが贔屓にしているチームでも勝負所での怪しいプレーが見逃されていることってありませんか?
いーとんが応援している富山でももちろんあります。
勝った場合は記憶から薄れてしまいますが、千葉ジェッツのような強豪との試合で競っているタイミングで見逃され、結局負けると悔しく、記憶に定着してしまします。
また現:島田チェアマンが千葉ジェッツの社長であったようにリーグとの結びつきが強いのもうわさをよんでいる理由ではないでしょうか?
他のスポーツでの〇〇の笛ってないの?
ではほかのスポーツでは〇〇の笛ってないのでしょうか?調べてみたいと思います。
プロ野球:ジャンパイア
プロ野球で有名なのがジャンパイア
ジャイアンツと審判であるアンパイアを足した造語
ニセデットボールでサヨナラや明らかなセーフをアウトなどがジャンパイアと言われています
ただ誤審の動画などを見ているとジャイアンツも誤審の被害は受けており、日本プロ野球全体の問題とも考えられています
実際ビデオ判定を導入後30%が誤審であったことがわかっています。
Jリーグ:ヴェフリー
キングカズ(三浦知良選手)がいた頃のヴェルディ川崎のころにはピッチに12人目の選手がいるとまで言われた川崎贔屓のレフェリーのこと
これ以外にも主にゴールシーンで誤審が起きるケースがあり、また1点が勝敗に決する重みが高いためよく批判の対象になっていました。
Jリーグでは2021-22シーズンよりVAR(ビデオアシスタントレフリー)を正式に導入が決定しました。
2018年FIFAワールドカップではVARの導入によりファウルが減り、PKが増え、選手の抗議が減るなどの効果があったそうです
Bリーグにおける〇〇の笛を減らすには?
各プロスポーツに〇〇の笛が存在しており、また審判が人間である以上ミスが起こるのは仕方がありません。
また〇〇の笛といわれるチームが所謂『強豪』チームであり、他チームの妬み恨みだと思い有名チームを応援している宿命だと思うしかないのかもしれません。
ただ、現在のBリーグの審判に問題がないかといえばうそになります。
今シーズンあった誤審です。動画を見ていただければわかる通り、これは単なるミスでは済まされません。私も生で観戦してましたが、北海道の選手たちが可愛そうでした。
そこで私の提案が『試合後意見書の提出を認める』です。
サッカーやプロ野球では審判の判断に納得いかなかった場合、チームから試合後に意見書の提出が可能で、リーグはその意見書への回答が義務付けられています。
試合スピードが違うバスケットにおいてビデオ審判を行うのは現実的ではなく、NBAでもBリーグでもビデオ判定の使用は限定的です。
またBリーグの審判はほとんど兼業でやっており試合の給料も安いといわれています。
しかし審判育成のためにはどういった判断にチームが疑問があったのか?実際はどうだったのか?を後日判定することで、Bリーグの審判の精度も上がっていくのではないでしょうか
実際プロ野球やJリーグでは審判への処分も行われており(降格や審判停止など)各自がレフェリングの技術向上につながっているのではないでしょうか?
各審判も精一杯やってくれているので、審判へのブーイングは控えましょうね
まとめ
今回は千葉ジェッツの笛って本当に存在するのかについてまとめてみました!
まとめる前は「本当にあるんじゃないか?」と少し期待してまとめてみましたが、実際はありませんでした(笑)
またBリーグのこんな説調べてほしいという希望ありましたらTwitterで連絡ください!
皆さんのBリーグの疑問にいーとんが答えます!
自宅観戦のお供まとめたので読んでみてください