【Bリーグ】B1 Champion Ship1回戦の展望を解説してみた

Last Updated on 2021年5月13日 by ジョブメンズラボ

どうもいーとんです!

ちなみにこの前懸賞で富山グラウジーズの全選手サイン入りユニフォームが当たりました!

そしてついにB1はリーグ戦を完遂し、 Champion Shipの出場チームと組み合わせが確定しましたね!

2年ぶりのCS!今までのchampionは初代チャンピオンとして栃木ブレックス(現:宇都宮)

その後はアルバルク東京が2連覇を達成していましたが、昨年は新型コロナウイルス感染症蔓延に伴い中止となっていましたので2年ぶりの開催!

今回はいーとん独自の目線で1回戦での4試合について見どころを解説してみたいと思います!

今回の内容

ポイント

・堅実な盾vs攻撃的な盾!最強の盾対決 宇都宮ブレックスvsサンロッカーズ渋谷

・ON3の正解は? 大阪エヴェッサvs川崎ブレイブサンダース

・bjリーグファイナルの再来!最強の市民球団はどっち? 琉球ゴールデンキングスvs富山グラウジーズ

・新旧名門対決! 千葉ジェッツvsシーホース三河

堅実な盾vs攻撃的な盾!最強の盾対決 宇都宮ブレックスvsサンロッカーズ渋谷

まず取り上げたいのが宇都宮ブレックスvsサンロッカーズ渋谷

両チームとのDFを売りにしているチームですがそのディフェンスのスタイルは全く違います

一言でいえば、宇都宮は『堅実な盾』

平均失点は70.85点でありリーグ1位の堅実なDFを行います

特に前からガンガンDFを仕掛けていくタイプのチームではありませんが(それでもスティール数はリーグ3位)、インサイドをしっかりと守り(ブロック数リーグ2位)シュートを落とさせ、リーグ3位のリバウンド力でキープしていくチームです

なのでなかなかインサイドでの得点をあげれないので、インサイド主体で攻めるチームには相性がいいイメージがあります

一方サンロッカーズ渋谷は攻撃的なDFを行うチーム

平均失点は悪く(リーグ18位)、リーグ1位のファール数なチームですが、スティールはリーグ1位の平均9スティールを誇り、スティールからの速攻などで得点を積み上げていくチームになります

攻撃的なDFで相手のリズムを崩し、ローテーションを徹底し決して足を止めないチーム

特にガード陣に不安があるチームやフリースローに不安のあるチームは渋谷の恰好の餌食になります

そんな2チームの対戦ですが、若干宇都宮が有利ではないかと思います

渋谷はDFからの速攻で得点を重ねたいチームですが、宇都宮はリーグ4位のTOが少ないチームで堅実なOFが特徴です

また宇都宮はインサイドをしっかりと守るDFであり、外国籍選手も走れる選手が多いためなかなか速攻が出しにくく

3Pの成功率がカギになると思います

渋谷はリーグで4番目に3Pを打つチームですが、成功率は33.4%とリーグ13位と高くありません

渋谷が勝つには3Pをしっかりと沈め、エースのライアンケリーがどこまで攻撃を引っ張れるのか!また渋谷はたまに気が抜けたプレーがあるのでそこを出さずに自分たちのバスケを徹底できれば面白い試合になると思います

ON3の正解は? 大阪エヴェッサvs川崎ブレイブサンダース

続いての注目は大阪エヴェッサvs川崎ブレイブサンダース

大阪は初のCS出場となります

この両チームの戦いの見どころはON3の正解はどっちなのか?だと思います

大阪はアイラブラウン、川崎はニックファジーカスと優秀な帰化選手を有しており、外国籍2人+帰化選手の同時起用である所謂ON3が可能であり、多用してくるチームです

しかし、ON3に違いがあり、大阪はPGに外国籍のニュービル選手を使い、インサイドにアイラ+外国籍のON3で、PGのニュービル選手で違いを作り得点を重ねていくチームです

一方、川崎はインサイドにニック+外国籍2枚のON3で攻めますが、インサイド一辺倒ではなく、ビックマンが外も打てるため相手の外国籍選手をペイントエリアから引き出し、外しても残った2枚がオフェンスリバウンドから得点を重ねていくチームです

大阪版ON3はガードの外国籍は値段が安いといわれているので、ある程度の帰化や代表クラスのインサイド(島根のニカ選手等)がいるチームでもやりやすく、CSで大阪が暴れるようなことがあれば、来シーズン採用するチームもあると思います(三河も似たようなチーム編成ですね!)

一方川崎版ON3はなかなか採用できるチームは少ないと思います!理由は2つ

①ON3のうち2枚は最低外から打てる能力があること
②日本人ガードがレベルが高いこと

この2点が必須だからです

先ほども紹介したように川崎のON3の特徴は外国籍選手1枚が外に相手のインサイドを引き出すことでゴール下を支配できることです

昨年までも川崎はON3を使用していましたが、ペイントエリアに外国籍選手が3人いるだけでは、インサイドが渋滞してしまいそこまでの怖さを発揮できていませんでした

しかし、今シーズンはニック・カルファニ・アギラールの3人が3Pを打てるため相手の外国籍選手は外まで出ざるしかなくなり効果を発揮しています

またこの運用を可能にしているのが、篠山・藤井・辻の日本代表クラスのガード陣です

ON3時はガード2枚で試合をコントロールしてますので、日本代表クラスのガード陣だから可能な戦術になってます

中途半端な日本人選手ではうまく組みたてることは難しく、どのチームでも運用できるON3ではありません

いーとん

外が打てるインサイドも代表クラスのガードも値段が高いのでお金持ちクラブしか無理ですしね!

試合の展開としては篠山がニュービルに対応できれば川崎の勝利が見えてきますし、橋本のケガでどうしても攻撃力の落ちた大阪で日本人選手が奮起できれば大阪の勝利は見えてくるのかなと思います

bjリーグファイナルの再来!最強の市民球団はどっち? 琉球ゴールデンキングスvs富山グラウジーズ

3つ目が琉球ゴールデンキングスvs富山グラウジーズ!

琉球は4回目、グラウジーズは2度目もCS出場になります

この組み合わせはbjリーグ時代最後の有明でのファイナルと同じ組み合わせになります

しかもどちらもbjリーグ出身で、大企業に支えられず、地域の中小企業とファンの入場料によって成り立っているチームです!

まずは琉球ゴールデンキングスはDFのチームとなります

リーグ上位のDF力(平均75点)で大崩れせずにタフショットを打たせ、クーリーのリバウンドでキープする

またOFではクーリーのオフェンスリバウンドで攻撃失敗を無効にし、2ndチャンスでしっかりと得点を重ねていきます

つまりキーはクーリーのリバウンド!!ここが琉球の生命線になります

+αで並里のパスや岸本の3p、今村のドライブ等ありますがここもクーリーのリバウンドがあればこそ輝く戦術になります

一方富山グラウジーズはリーグ1位の平均89.2点をただき出すOFチーム』!
(ちなみにDFでは平均83失点しますので、ハイスコアゲームが楽しめるチームになっています)

富山の怖さはシュート成功率の高さ

FG%(打ったシュートに対して入った割合)は50%を超えリーグ1位(Bリーグで50%を超えたのは今年の富山だけ)

3P成功率はリーグ4位の37.4%!試投数もリーグ7位であり、スミス・宇都・マブンガのインサイドでの得点とサトルマエタ・岡田・マブンガの3Pで得点の2つで得点を重ねるチームです!

この両チームの戦いは富山に有利ではないかと思います!(※私はグラブ-です(笑))

琉球のOF/DFともにキーとなるのはクーリーですが、富山にはクーリーを凌ぐ巨体のジョシュア・スミスがいますので、過去の対戦データを見てもクーリーが消えますし、富山もスミスの良さがいつもよりは生きません

ただ、今年の富山はどこからでも得点が取れるチームであり、FG%1位なので、ほかのチームよりシュートが落ちません!そうなるとクーリーがキーとなる琉球には厳しい戦いになると思います

一方富山の怖さとしては、クーリーが下がった場面で、キムティリやエバンズを中心にP&Rでスミスとのスピード差でファールトラブルに追い込まれること
(滋賀戦でハミルトンがスピードのミスマッチをついていたのでそのイメージです)

富山は外国籍が1枚いないので、ゾーンが多くなりますがうまくチームでカバーしてきたいですね

新旧名門対決! 千葉ジェッツvsシーホース三河

最後に注目するのが、千葉ジェッツvsシーホース三河

日本の名門チームであるアイシンの流れをくむシーホース三河とBリーグになりスポンサー収入も観客数もリーグトップクラスの千葉ジェッツ

ほんとならめちゃくちゃ楽しみなカードでしたが、千葉が優勢かなと思います

残念ながら三河はケガ人が多すぎます・・・

ガードナーは試合には出てますが、顔にも覇気がなくケガを押して出場してますし、もう一人の外国籍のウィティングトンもケガで出場できていません。2月以降は負け越しですしね・・

全員のケガが完治していれば、CS初出場の川村選手の活躍も楽しみにしていたので残念です・・・

千葉は9連勝でリーグ戦を終えておりチーム状態も最高の状態で悲願のリーグ優勝に向け万全だと思います

ただ懸念があれば、最後のハードスケジュールがどう転ぶのか?ケガ人が出てしまえば・・・

セミファイナル出場チームは?

セミファイナルの出場チームとしては、宇都宮・川崎・富山・千葉になると思います!

決勝は川崎vs富山!だったらいいな(笑)

ただバスケはリーグ戦とプレーオフではプレースタイルが一気に変わるスポーツでもあります

コロナ禍で最後まで完遂できたBリーグ

最後まで楽しみましょう!

>30代はキャリアのターニングポイント

30代はキャリアのターニングポイント

どんな会社でも、就職して10年も経つと一通りの手順や全体像が見えてくる。結果、よく言えば仕事に対して余裕が生じ、悪く言えばマンネリに陥ることになる。その時に、現状に甘んじて何もせず、ハンコを押すだけのルーチンワークをするか、それとも常に変化へのアンテナを高くして、いずれ必要となるであろうスキルを磨いておくかで、10年後のポジションは決まる。ジョブメンズラボは「変化へのアンテナを高く」する30代とともに成長していく。

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