【Bリーグ】浜口炎HCの発現から考える!Bリーグと審判のあり方

Last Updated on 2021年5月6日 by ジョブメンズラボ

どうもいーとんです

ついに佳境に入ってきたBリーグ

ワイルドカード争いも東京・富山・渋谷にほぼ絞らせました

バスケは4Q残り3分が一番面白くシーズンは佳境が一番面白いですよね!

例年なら降格争いもありますので、B1下位のチームやB2上位のチームも応援に熱が入りますが今年はコロナのため自動昇格のみになります

今回は話題にしませんが、プレミア化による入れ替えなしは下位のチームは動員に苦しむでしょうね・・・

さて今回は富山グラウジーズの浜口炎HCが勝利後インタビューから話題になった誤審?から考えるBリーグと審判のあり方について考察してみたいと思います

今回の内容

ポイント

・浜口炎HCの発言とは?

・リーグの裁定はファンを置き去りにした結果

・解決のために意見書の提出を規定すればいいのでは?

浜口炎HCの発言とは?

さて浜口炎HCの発言のきっかけとなったのが、3月7日の富山グラウジーズVS千葉ジェッツ戦の最後のプレー

オーバータイムかと思われた残り0.2秒のインコートプレー

試合はギャビン・エドワーズ選手の劇的なプレーで千葉の勝利となった試合

試合の後のインタビューでもギャビン・エドワーズ選手のプレーに対し批判をしていた浜口炎HC

ここで終わるかと思ったところ、3月25日の宇都宮ブレックス戦後のインタビューでも非公式ながらと前置きしながら「ある部署からあれはタップではなかった」との回答をもらったと答え、SNSやネットで荒れていました

いーとん

ルールを解説すると、残り0.2秒の場合時間はオフィシャルの人が手動で計測するため誤差が絶対に生まれるので、キャッチ&シュートは認められておらず「タップ」か「ダンク」のみが認められています。浜口炎HCはダンカンのプレーはキャッチだと主張していました

さらに後日驚愕の記事が公開される・・

試合直後もネットで話題となったこのプレーと判定結果

いったん話題として収まっていましたが、3月25日の試合後のインタビューで再度炎上していました

ネット上では「非公式ってなんだ!言ってるやつ連れてこい」や「ただの負け惜しみ。勝ってから言え」
「マイクパフォーマンスだろ」と散々な言葉が並んでいました

しかし10日後、yahooに驚愕の記事が掲載となります。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kikuchiyoshitaka/20210406-00231273/

ぜひ記事を全部見てほしいですが、簡単にまとめると

・JBA(日本バスケットボール協会)からは試合が行われた当日中に振り返りの検討を行い、『タップではなく、ノーカウントにするべきであった』としている

・Bリーグにも誤審であった旨を公式に伝えている

・Bリーグとしては審判はJBAから派遣協力をいただいているため、原則として審判の育成・スキル向上はJBAの管轄となり、(レフリーの)チェック機関をリーグ内に設けていないという判断をしているため公表しない

と誤審があっただけでなく、リーグとしては誤審を公表しないという結論を出していました。

今回の騒動の一番の問題点は?

さて、今回の騒動の一番の問題点はなんでしょう?浜口炎HCの発言?誤審を起こしてしまったこと?

私は誤審については仕方ないと思います

人間が判断する以上、誤審は仕方ないと思います。それ以上にプロスポーツは誤審込みで印象や語り継がれることも多いと思います。

例えばマラドーナのW杯での5人抜きからの「神の手」!あれば絶対にハンドであり、誤審です

また野球界では古くは天覧試合(天皇陛下が見る試合のこと)での巨人の長嶋選手のポール際へのホームランや2006年の第1回WBCでのタッチアップの誤審はいまだに語り継がれています

選手の立場では誤審はなくしてほしいでしょうが、見る立場としては人が裁く以上誤審も込みでそのスポーツだと思います

私の考える今回の騒動で一番の問題はリーグとして『試合』は誰のためにあったのか?という視点に疑問を持ちます

試合は誰のためにあったのか?

さてBリーグに限らず、プロスポーツの試合は誰のためにあるのでしょうか?私は4つの段階があると思っています

①ファンのため

②スポンサー・チームのため

③選手のため

④リーグのため

プロスポーツの場合、ファンがいなければチームは存続せず、ファンがいないチームにスポンサーや広告はつかず、チームがなければ選手は仕事先がなく、上位3つがなければリーグは存在しません

そう考えた場合、色々な理由を付けて誤審を公表しないという決断はお金を払って試合を見ているファンへの説明責任を果たしておらず、プロスポーツが一番大事にしなければならないファンを置き去りにした考えだと思います

どうしてもバスケは早い展開のスポーツなので誤審も多くなるでしょう。それに一つ一つ対応していくことは不可能だと思います

また誤審を公表したら、ほかの仕事と掛け持ちでやっている多くの審判たちがたたかれてしまう!との意見もありましたが、問題はたたく人であって誤審を公開することとは別問題だと思います

プロ審判なら叩いていいわけではないですしね

いーとん

まず誤審してもそのプレーは覚えていても審判の名前なんて忘れますしね!第一回WBCの誤審した審判の名前覚えている人いますか?(正解はボブ・デービットソン)

解決方法は?

ファンのためにも誤審は公開し、広く納得してもらうことは必要だと思います

一方バスケは展開の早いスポーツでどうしても誤審が起こりやすいスポーツだとも紹介しました

では解決方法はどうすればいいのでしょうか?

私は解決方法としてJリーグやプロ野球のように、『試合後の意見書提出を認める』ことです。

以前、『千葉ジェッツの笛は存在するのか?』という記事でも書きましたが、サッカーやプロ野球では審判の判断に納得いかなかった場合、チームから試合後に意見書の提出が可能で、リーグはその意見書への回答が義務付けられています

現在のBリーグでの規定では

①審判によって訂正されなかったスコアおよびゲームクロックの管理、ショ トクロックの操作での誤り

②ゲームの没収、中止、延期、再開もしくはプレーをしないことについての 決定

③適用される出場資格に対する違反

のみに抗議が可能であり、この項目に④『判定への確認について』という項目の追加とただし結果は覆さなさいとの注意書きを付けていけばいいのではないでしょうか?

まとめ

今回は浜口炎HCの発言から考えるリーグと審判のあり方についてまとめてみました

意見書の提出はサッカーでも行われており、またサッカーの審判はJFAの所属でありリーグの所属ではないものの意見書へは回答をしており、公表されています

ぜひプレミア化を目指すのではあればリーグと審判のあり方も考えてもらえるともっとBリーグが盛り上がるのではないでしょうか?

ダブドリのポットキャストでも審判への考えを紹介してるので参考にしてはいかかでしょうか?

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どんな会社でも、就職して10年も経つと一通りの手順や全体像が見えてくる。結果、よく言えば仕事に対して余裕が生じ、悪く言えばマンネリに陥ることになる。その時に、現状に甘んじて何もせず、ハンコを押すだけのルーチンワークをするか、それとも常に変化へのアンテナを高くして、いずれ必要となるであろうスキルを磨いておくかで、10年後のポジションは決まる。ジョブメンズラボは「変化へのアンテナを高く」する30代とともに成長していく。

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