【祝アニメ化】30代男子必読のスポーツ漫画『灼熱カバディ』の感想と3つの魅力!

Last Updated on 2021年1月29日 by ジョブメンズラボ

こんにちわ!1歳の娘に脚の脛めがけて絵本を投げつけられるよっすーです(めちゃくちゃ痛い)。

今回は漫画大好きな私が一気読みし終わった『灼熱カバディ』の3つの魅力について紹介します。

これは王道スポーツ漫画でとにかく熱い展開で続きが気になる最高の漫画なのですが、MBA取得の私からすると「努力の方向性(成長の方法)」「モチベーションの源泉への問い」「チームと個人のバランスの在り方」などを学べる素晴らしい漫画です。

2021年4月からはテレ東系でアニメ化もされますね!

そんな『灼熱カバディ』、3つだけでは語りきれませんが、あえて3つの魅力をネタバレなしで紹介していきます(^^)/

本記事の内容

  • カバディはインドの国技でれっきとしたスポーツ
  • 灼熱カバディはスラムダンクの再来!
  • あなたの成長スタイルを発見できるキャラの成長!
  • どんなリーダーがいい?多様なリーダーシップの種類を学べる!

『灼熱カバディ』とは

なにはともあれ、まずはyoutubeでTVアニメのティザーPVを見てください。

この動画を見て、どうでしょう?なんか熱くないですか?熱いですよね?

皆さんが疑問に思うであろうポイントを一つひとつ紹介します。

カバディって何?

みんなの辞書、wikiから引用します。

南アジアで主に行われるチームスポーツである。インドの国技でありインドから発祥した。源流はマハーバーラタに遡るといわれ、古代に起源すると考えられている。最も大きな特徴として、競技中に、攻撃者は「カバディ、カバディ、カバディ……」と発声し続けなければならないというルールがある。

引用元:wiki カバディ ページ

インドではクリケットが最も人気のスポーツですが、カバディはインドの国技です。

日本でいうところの相撲がインドのカバディというスポーツといえます。

つまり、マイナーであるもののれっきとしたスポーツです。

そのカバディ、特徴として、攻撃中の選手はずっと「カバディ、カバディ・・・・」と呟き続けます。

この点がバカにされがちでありますが、「攻撃時間は息が続く時間(カバディと言い続ける事ができる時間)」という事でルールの根幹でもあるのです!

よっすー

ちなみにインドは人口が日本の約10倍以上の13億人であり、学校において日本のドッジボールみたいに行われているので、世界的に経験者の多いスポーツともいえます!

灼熱カバディってどこで読めるの?

そんなカバディを取り扱った熱いスポーツ漫画、どこで読めるのでしょうか?

再びみんなの辞書、wikiを引用します。

『灼熱カバディ』(しゃくねつカバディ)は、武蔵野創による日本の漫画作品。小学館がリリースするiOS・Android用漫画アプリ『マンガワン』において2015年7月2日より連載中。また、小学館が配信するウェブコミック配信サイト『裏サンデー』においても2015年7月9日より連載中。男子高校生らが部活動でカバディに打ち込む様子を描いたスポーツ漫画である。

引用元:wiki 灼熱カバディ ページ

灼熱カバディはマンガワンというアプリで読めます。

実際、私もマンガワンで一気読みしました。

アプリ内で毎日回復するライフを使用すれば無料で読むこともできます!

よっすー

私は課金して一気読みしてしまいましたが・・・

では前置きはこのへんで、そんな灼熱カバディの感想・魅力を語っていきます!

魅力1. とにかく身体を動かしたくなる!SLUMDUNKを彷彿とさせる王道スポーツ漫画!

私の第一印象は「スラムダンクの再来!」です。

もちろんこの表現を使うとスラムダンク信者の方からの批判を浴びる可能性があります。

しかしあえて言います。スラムダンク並に面白いですよ!と

まず主人公やストーリーの本筋が王道です。

主人公である宵越竜哉は中学まではサッカーのエース選手として活躍し、雑誌の表紙を飾ることもありました。

しかし、そんなエース選手ですがチームメイトとの間に軋轢が生まれたことなどが原因でサッカーから離れていたところをカバディに出会います。

よっすー

上級生や同級生に支えられながら、恵まれた身体能力と運動神経を発揮し活躍するという意味で桜木花道と共通するところがありますね。

そして私が強調したいスラムダンクとの共通点として「人間離れした表現を使用せずに、回を追うごとに盛り上がる」という事です。

例えばキャプテン翼では二人で同時にシュートする描写や、サッカーボールでコンクリートを割るシュートがあります。

テニスの王子様は選手が分身したりボールがバウンドしないという必殺技を出し始めます。

黒子のバスケでは手のひらでボール押して加速させるという必殺技があります。

このような必殺技表現は灼熱カバディにはありません。

あくまで人間のできる範囲で、それぞれのキャラクターの才能、努力、歴史に基づいて得意とするスタイルで個性を打ち出します。

そのような表現はスラムダンクと共通しているところがありますね。

必殺技は小学生だったら真似したいなと思いますが、私みたいなおっさんはしらけます。

一方で灼熱カバディを読むと、「身体動かしたい!」「ジム行って筋肉いじめたい!」とそんな気分になるのです。

よっすー

つまり、灼熱カバディは読んだ人の気持ちを熱くさせる王道のスポーツ漫画ですよ!

魅力2.あなたの成長スタイルは?必ず誰かに感情移入できる心情の描写!

本作の二つ目の魅力として「成長のスタイル」が描かれている点にあります。

本作の主人公は彼自身をエースサッカー選手へと押し上げたスポーツマンとしてのスポーツへの向き合い方、向上心、学習態度、必要な挫折の全てを既に持った人物として描かれます。

つまり主人公は「貪欲」であり、「自分が誰にも負けないこと」を成長スタイルとしています。

例えば部内の紅白戦で負けた宵越のセリフは以下です。

チーム戦は仲間の不足を補わなきゃならん。俺がもっと伸びるべきだったんだ。

引用元:灼熱カバディ 第24話

スポーツの結果を全て自分の責任に帰すことができることで、自分が成長すべき点を検証し、次回に活かすことができます。

その他、世代最強の攻撃主である部長を差し置いて自分が攻撃主となる事を主張する事も憚りませんし、そもそもカバディを始めたのも軽くみていたスポーツでスポーツ初心者に自分が負けてしまったことです。

「俺が!俺が!」スタイルともいえます。

この気持ち、30代ビジネスマンの私も久しく忘れてしまっている感覚です。

会社もチームで仕事をしていると誰かのせいにしてしまえることも多いです。

しかし、自分の責任に帰すことができなければ成長はないのだろう、もしくはそうできる人がエースとなるんだろうと実社会への知恵となりました。

よっすー

再びスラムダンクで喩えると、灼熱カバディでは流川楓のような主人公ですね!

一方で、主人公の同級生で部内のライバルともいえる畦道相馬は対照的です。

彼は高校生でカバディからスポーツを始めたキャラクタでありながらも、山の中の生活で培ってきた身体能力を活かした選手として描かれます。

そんな彼は「責任」を大事にし、成長スタイルは「チームとしての能力向上」です。

例えば彼の有名なセリフは以下です

仲間の支援を待ってるだけじゃねぇ・・・。一人でも闘える技術・・・一人になっても・・・。おらの力で、みんなを助けるから・・・

引用元:灼熱カバディ

チームの一員としての責任感が彼の成長の原動力となっていることが垣間見れる一言です。

彼の成長スタイルからも学ぶべき事が多いです。

まれに「あの仕事は私がやりました。」「私が工夫を凝らして仕上げました」と声高らかに主張する人が職場でもいます。

翻って私も会社の周囲の人への感謝を忘れがちです。

しかし、畦道相馬のような心持で、チーム員への感謝と貢献を考えなければ、自分の成長、もしくはチームの成長にはつながらないと感じます。

よっすー

畦道のスタイルの方が部長・上司・マネージャーっぽいともいえますね。

ここで紹介した二人以外にも多様な人物がそれぞれの人生の文脈における「成長のスタイル」を見せてくれます。

それらはいずれかが正解というわけではなく、それぞれの想いが伝わってきます。

あなたはどのキャラクタの成長スタイルに感情移入するでしょうか?

是非読んでよっすーにも教えてください!

魅力3.チームとはなにか?リーダーの能力・責任・意志!

さて最後にリーダーシップという補助線をひくと、「リーダーとは何か?」を熱く見せつける本作の第三の魅力を発見します。

灼熱カバディには”世界組”と呼ばれる中学時代に日本選抜として世界選手と戦った「黄金世代」の選手たちが登場します。

それら選手が高校三年生となって各チームの部長・エースとしてチームを率いています。

例えば主人公が所属する能京高校の部長である王城正人。

彼は「一芸に秀でる(弱さも併せもつ)牽引型リーダー」といえます。

彼の牽引型のリーダーとしての特徴は以下です

王城正人の牽引型リーダーシップ

  • 全国優勝という夢を掲げる
  • 想いを行動(圧倒的努力)でチーム員に示す
  • 時にチーム員を畏怖させるほどの能力・拘り

特に強調したいのは「時にチーム員を畏怖させるほどの能力・拘り」です。

カバディ選手としては小柄で華奢な体格で、目の下には常時クマがあるなど病弱そうな外見であるものの、攻撃主である時は人相まで変わって”魔王”とも呼ばれるほど際立つプレイヤーです。

夢(全国優勝)を語る、行動で示すというのはよくあるリーダー(部長)の仕事です。

しかし、チーム員が恐れおののくレベルまで実行することを示すというのは強いリーダーシップを感じます。

翻って仕事においても、ビジョンを語って、行動するだけでなく、周囲が引くレベルの努力と能力があってこそ人を率いることができるのだろうと感じます。

別の例として、埼玉紅葉高校の世界組出身の部長である右藤大元

彼は典型的な「メンバーの力を引き出すサーバント型リーダー」といえるでしょう。

彼のサーバント型リーダーの特徴は以下です。

右藤大元のサーバント型リーダーシップ

  • ポジティブな言葉やねぎらいの言葉でチーム員のやる気を高める
  • 人間味があふれ、気さくで話しかけやすい
  • コーチングを通じてチーム員の成長をうながす

そもそも彼は自身が天才と認める佐倉とプレーするためだけに紅葉に入学し、カバディ部を創設したほどの他人に惚れ込む性格です。

それを昇華させているのが彼のパーソナリティとリーダーという立ち位置であり、佐倉という絶対的エースの不安定さを補い、エース以外の成長さえも促しています。

翻って仕事においても、例えば優秀なエース(佐倉)がいても、その能力を引き出すリーダー(右藤)がいなければ宝の持ち腐れとなります。

仕事におけるマネジャー・リーダーの役割というのを強く感じますね。

その他、他校の世界組も魅力的なリーダーです。

あなたのリーダーシップのスタイルは誰に近いでしょうか?

よっすーに是非教えてください!

よっすー

私はちなみに伯麗インターナショナルスクールの外園丈治みたいなリーダーが欲しいな、なりたいなと思ってます

まとめ

灼熱カバディの魅力を「王道スポーツ漫画!」「多様な成長スタイル」「リーダーシップの教本」という3つの観点から紹介しました!

私はついつい日常の仕事に紐づけて漫画を読んでしまいますが、この漫画はとにかく熱いので無心で読み切って熱くなるという読み方もおススメします!

アニメもきっと大ヒット間違いないでしょう。

皆さんも是非『灼熱カバディ』を読み、「仲間と熱く語りてぇ」という気持ちになってください!

そしてよっすーと本作の魅力について語り合いましょう!

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30代はキャリアのターニングポイント

どんな会社でも、就職して10年も経つと一通りの手順や全体像が見えてくる。結果、よく言えば仕事に対して余裕が生じ、悪く言えばマンネリに陥ることになる。その時に、現状に甘んじて何もせず、ハンコを押すだけのルーチンワークをするか、それとも常に変化へのアンテナを高くして、いずれ必要となるであろうスキルを磨いておくかで、10年後のポジションは決まる。ジョブメンズラボは「変化へのアンテナを高く」する30代とともに成長していく。

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