【レポート】今バスケが熱い!!!30代サラリーマンが注目すべきBリーグのマーケティング手法

Last Updated on 2020年10月1日 by ジョブメンズラボ

こんにちは。動けるぽちゃりいーとんです。いまでこそ動けるぽっちゃりですが、昔から運動が大好きで過去にはインターハイにも出場したこともあります。そんないーとんが数年前からはまっているのが『Bリーグ』です。今回はBリーグの面白さとBリーグ独自のマーケティング方法と普段での仕事での活用方法についてレポートしたいと思います。

今回の内容

  • Bリーグの面白さは劇場型観戦と気軽さにある
  • Bリーグの成功の秘訣には広告ではなく、インフルエンサー作成にあった
  • 普段の仕事でも社内外にインフルエンサーを作ってみてはいかかでしょうか?

Bリーグとは

まず私のはまっているBリーグについて紹介したいと思います。

公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(英: Japan Professional Basketball League、略称: JPBL)は、日本の男子プロバスケットボールリーグの統括、運営を目的とした公益社団法人。名称はBリーグ(ビーリーグ、英: B.LEAGUE)。

国際バスケットボール連盟が 日本バスケットボール協会に対して提示した改善課題の内、「トップリーグの統一」を図るために設立されたタスクフォース「JAPAN 2024 TASKFORCE」によって、2015年4月1日に一般社団法人として設立され、寄付、スポンサー契約、税制の優遇措置を考慮し、公益法人認定法により公益性の認定を受け、2016年3月18日、公益社団法人に認定された。公益財団法人日本バスケットボール協会の傘下団体であり、競技の普及向上も目的として掲げている。他競技との連携も踏まえて日本トップリーグ連携機構に加盟している。

初代チェアマンはJリーグ初代チェアマンも務めた川淵三郎で、現在のチェアマンはJBA副会長の島田慎二が務めている。

引用:Wikipedia

元々はbjリーグ/NBLリーグとトップリーグが2つに分裂していた日本バスケ。FIBA(国際バスケットボール連盟)からの指導と川淵三郎さんの尽力によって2016年よりBリーグとして統一、2020/2021シーズンで5年目になります。2018/2019シーズンまで3年連続で観客動員数は増加しており259万人を超え、2019/2020シーズンはコロナの影響で途中で中止になってしましましたが全同比では11%増の観客動員数を誇っており、今注目のプロスポーツです。

いーとん

両リーグ統一の話も半沢直樹並みに面白いのでいつか記事にしたいと思います。私もほぼシーズンは毎日妻とバスケについて語り合ってます。

Bリーグの面白さとは

筆者撮影:試合前のアリーナの様子

①劇場型観戦

私はBリーグも応援してますが、学生時代より大のロッテファンであり、地方都市に住んでいる今でも年数回は応援に行っています。野球とBリーグの観戦の違いとしては居酒屋型観戦劇場型観戦の違いがあると思っています。プロ野球ではビール売りが練り歩いているように、観戦中もお酒を飲み・球場グルメを楽しみ・友人と話しながら観戦するといった方が大多数だと思います。(ロッテ外野席を除く)球場全体を楽しみその一部に野球観戦があると思っています。私はこれを居酒屋型観戦と勝手に名付けています。一方Bリーグでは試合前にアリーナで食事をしたりビールを飲む方はいますが、試合中にしている方はほぼいません。試合が始まれば10分×4クオーター声を出し、相手のフリースローには全力でブーイングを行い、ハーフタイムにはチアのショーを楽しんでいます。2時間プロバスケットボールというエンターテイメントを楽しむという演劇や映画に近い楽しみを味わうことができます。こういった劇場型観戦がハマる一つの要因だと思います。

②気軽さ

2つ目が気軽に観戦できることです。プロ野球は12球団しかなく地方では観戦が難しく、Jリーグは数多くチームはあるがサッカーコートは駅前に作ることは難しく移動が大変。そういった中バスケットはB1・B2で36チームあり多くの地方にもホームチームがあります。またほぼアリーナ=体育館で実施されており,ほとんどが駅徒歩圏内やバスですぐに行くことができ気軽に参加できます。チケット購入もリーグで統一されておりいつでもスマホ一つで購入でき、会場で見れなくても月500円払えば36チームの試合がいつでもどこでも観戦できるという気軽さもあります。(しかもソフトバンクとワイモバイルなら無料!)またアリーナなので雨も寒さも暑さも関係ない!こういった気軽さが興味をもってくれたブースター(バスケではファンのことをブースターと呼びます)を離さない魅力だと思います。

Bリーグが取り入れているマーケティングとは

着実に観客動員数を伸ばしているBリーグですが、各種インタビューや事務局長 葦原一正氏の著書「稼ぐがすべて」から見えてきたマーケィング手法について紹介したいと思います。

ファンをインフルエンサーに育てる

Bリーグがとっている手法はファンをインフルエンサーにし誘ってもらいファンを増やすという手法です。バスケは競技者人口が60万人を超えており、しかも男女比が半々とまれなスポーツです。観戦意向者は700万人いるといわれており、特に「若者」「女性」にその傾向が強いといわれていました。さらにその市場のペルソナを調べると、情報を収集するだけでなくシャアしたい。家にいるよりもアクティブなことをしたい。という特徴があったそうです。

通常ファン拡大にはライトなファン層を取り込むための施策を打ちたがるが、こういった特徴があったため、Bリーグはコアファン層にどうしたら誘いたくなるのか?シェアしたくなるのかといった方面での施策を打ち、ファンをインフルエンサーとして育てる取り組みを行っています。プロのインフルエンサーや有名人を起用したこともあったそうですが、ファンの「本当にバスケット・Bリーグが好きなんだ」という思いにはかなわず、今の形になったそうです。結果現在では20代‐30代の観戦者が50%、性別では50%が女性になったといわれいます。

仕事での活用方法

MMD研究所が発表したスマートフォンの使用実態調査によれば、平均2-3時間、10代に至っては10時間以上スマホを使用しており、TVなども含めれば、私たちは常に膨大な情報に触れています。そういった中において自分自身が興味あるもの以外の情報はなかなか認知されてきません。そういった中、自分が扱う商品や自分自身のファンを増やし、インフルエンサーとして周りに広めてもらう井戸端会議のような戦略も見直していってもいいのではないでしょうか?

まとめ

今回は私がハマっているBリーグの面白さと独自のマーケィング手法について紹介しました。営業マンである私としては売って終わりではなく、どう自社の製品や自分のファンになってもらいインフルエンサーに育てるのか?も考えていく機会になりました。ぜひ皆さんも自身のはまっているものをマーケティングなどの観点から見直してみることおススメします。

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感想(1件)

>30代はキャリアのターニングポイント

30代はキャリアのターニングポイント

どんな会社でも、就職して10年も経つと一通りの手順や全体像が見えてくる。結果、よく言えば仕事に対して余裕が生じ、悪く言えばマンネリに陥ることになる。その時に、現状に甘んじて何もせず、ハンコを押すだけのルーチンワークをするか、それとも常に変化へのアンテナを高くして、いずれ必要となるであろうスキルを磨いておくかで、10年後のポジションは決まる。ジョブメンズラボは「変化へのアンテナを高く」する30代とともに成長していく。

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