Last Updated on 2020年12月14日 by ジョブメンズラボ
どうもいーとんです!
ついに10月2日のアルバルク東京vs川崎ブレイブサンダース戦を皮切りにシーズンが開幕しますね!
開幕を迎えたBリーグですが、ここ数年Bリーグでは新規参入や一部上場企業によるチームの買収が進んでいます。
なぜ今Bリーグでは新規参入が続いているのか?紹介したいと思います!
本記事の内容
ポイント
- Bリーグでは新規参入や大手企業の参加が相次いでいる
- 理由として安い運営費/コスパのいい経済効果/地域・本業への好影響が考えられる
新規参入したチーム&買収した大手企業
まずBリーグ発足後に新規参入したチームについて紹介したいと思います!
新規参入チーム
参入年度 | チーム名 | オーナー |
2017年 | 岐阜スゥープス | なし 岐阜県内の企業連合 |
2018年 | ベルテックス静岡 | なし 静岡県内の企業連合 |
2018年 | トライフープ岡山 | なし 岡山県内の企業連合 |
2018年 | 佐賀バルーナーズ | 薬局経営者 (サガン鳥栖のオーナーと兄弟) |
2021年(予定) | ジャパネット (仮称) | ジャパネット高田 |
2021年(予定) | アルティーリ千葉 | なし 千葉県内の企業連合 |
2021年(予定) | 山口ペイトリオッツ | なし 山口県内の企業連合 |
リーグ設立5年で7チームが新規参入しておりJリーグではほぼ同期間で5チームが新規参入しており、Jリーグよりも多い参入数となっています!
続いてチームを買収しオーナーになった企業について紹介します!
買収年度 | チーム名 | 企業名 |
2019年 | 千葉ジェッツ | mixi |
2018年 | 川崎ブレイブサンダース | DeNa |
2020年 | 川崎ブレイブサンダース | NTTドコモ(資本締結) |
2019年 | 島根スサオノマジック | バンダイナムコ |
2019年 | 広島ドラゴンフライズ | NOVA |
2016年 | 茨城ロボッツ | グロービス |
2019年 | 群馬クレインサンダース | オープンハウス |
そのほかリーグ発足前より運営していた会社としてトヨタ自動車、日立、アイシン精機、三菱電機がオーナー企業として経営をしています。
(企業系チーム・非企業系チームについては過去の記事を参考にしてください)
なぜ新規参入が増えているのか?
①運営費が安い
理由の一つとして運営費が安いことが挙げられます。
Bリーグ最新の決算である2018-2019シーズンにおいて、B1カテゴリーにおける運営費の平均は約9億2千万円であり、下部リーグのB2では3億2千万で運営しています。
一方Jリーグでは25億円(J1-J3の平均)の運営費がかかっており、Jリーグと比べ格安で運営できます!
運営費が安い理由としては人件費が大きいと思います。Bリーグでは基本12-13名の選手と契約すれば済みます。
一方Jリーグでは各チームとも30名前後と契約する必要があるので、同じ年俸でも倍近くかかりますね。
B1では平均年俸が1610万円、日本代表では平均4500万とそれなりの金額を支払っても契約人数が少ないので人件費としては格安ですね!
また会場も公共の体育館がほとんどなので格安で試合が開催できることも大きなメリットですね!
②経済効果のコスパに優れる
経済効果についてまとめたデータは多くありませんが、千葉ジェッツでは2018-2019シーズンに約18億円の経済効果があり(ちばぎん総合研究所調べ)、前身のbjリーグ時代には琉球ゴールデンキングスの経済効果は25億円(りゅうぎん総合研究所調べ)でした!
ちなみにJリーグの松本山雅では経済効果が64億円ですが、運営費も26億円とかかっておりコスパではBリーグが優れてますね!
③本業・地域への好影響
以前レポートしたようにBリーグではSNSなどを活用したファンをインフルエンサーに育てるマーケィング手法を実施しています。
観戦意向者は700万人であり、観戦意向者の50%は女性であり、年齢層も20-30代が50%であることがわかっています。
そういったファン層に訴えることができ本業への好影響が期待できます。
地方にとっても、運営費が安く、市民の誇りになるプロスポーツチームを作ることで若者の流失を止めることが期待されています!
まとめ
今回は開幕直前のBリーグの新規参入について紹介しました!
開幕5年を迎えるBリーグ!これからどのくらいまで成長できるのか楽しみです!!
みんなでBリーグ沼にはまりましょう!笑