【書評】PC操作時短術ならまずこれ!『脱マウス最速仕事術』のススメ

Last Updated on 2021年1月29日 by ジョブメンズラボ

こんにちは!MBA取得者だけどそれよりもM字ハゲが気になるよっすーです。

最近リモートワークによって、他人のPC画面操作を見る事ありませんか?その際、魔法のような操作(ショートカット)を使いこなしている人がいて驚いた事がありました(実話)!そこで、そんな時短に必須のスキル「PC操作ショートカット」を改めて調べるために私が読んだ『年間120時間の時短を実現した50のテクニック 脱マウス最速仕事術』(森新著)を紹介します!

ちなみに先日いーとんが書いたOutlookに特化した時短術はこちら↓

本記事の内容

  • 「こいつこんなショートカットも使ってないのか」と思われてるかも
  • PC操作のショートカット丸暗記ではなくそれぞれの意味を理解すべし
  • 私が発見・再発見したショートカット一覧

本書を読んだきっかけ

きっかけ

私も30代となり、部内に後輩もそこそこ多くなってきました。そうすると、今までは「私が画面を共有して資料を先輩・上司に報告する機会」が圧倒的に多かったわけですが、最近は「後輩に資料確認の依頼を受ける機会」が増えてきました。

実際に先日、後輩から「資料にアドバイスをもらいたい」という事で打ち合わせ依頼がきました。リモートワーク下ですので後輩がPC画面を共有し、パワポの資料を一緒に見ながら校正やアドバイスをしたわけです。

そこで私は驚きました。後輩がパワポ画面から他の画面へ切り替える際に、いちいちウィンドウの右上の最小化を押して他の画面に切り替えていることに!

さらに!パワポの文字のサイズを変えるのにいちいちリボンから選択していることに!

よっすー

(恐る恐る)これショートカットでもっと早く操作できるよ。普段ってどうしてたの?

後輩

いつもこの方法でしたけど?

そんな方法あるなら先に言ってくださいよー

ここで私は驚きとともに、翻って「もしかして自分もこんな風に思われる事があったのではないか」「画面共有ってめっちゃ恥ずかしいな」と感じました。

そこで今回、冒頭の『脱マウス最速仕事術』という本を手に取ったのです。

要約

脱マウスの要諦

まず、本書では脱マウスの要諦・ステップとして以下の4点を挙げています。

1.キーのマークの意味を理解する

2.キーボードの構造を理解する

3.キーの役割を理解する

4.キーを頭文字やイメージで理解する

引用元:『脱マウス最速仕事術』

各キーのマークの意味とは、例えば「Shift」キーや「Tab」キーについて、自身のPCをよくよく見ると「↑」「→(←)」があるよね?という事です(注:PCによってはない)。この矢印の意味、つまり「Shift」キーは各キーの”二階部分”を意味し、「Tab」キーは”時計回りに動かす”という風に覚えると良いよ!という事のようです。

よっすー

この辺りはまぁわかっていますよ

続いてキーボードの構造、これは例えば「Fn」キーってよく見ると色がついていませんか?という事です(注:これもPCによってバラバラ)。この色と他のキーボード上のキーに書かれている色は対応しているんですよ!という事のようです。

よっすー

ちゃんと見た事なかった!私のThinkpadの場合「Fn」は紫っぽい色してますね。他のキーにも紫で書かれているものがある!

続いてキーの役割およびキーを頭文字やイメージで理解する、これは改めて一度キーボード良くみたら使っていないし、何に使うかわからないキーがありませんか?そういうのもう一度見直しましょう。という事です。例えば「Insert」「変換」「無変換」「アプリケーションキー」って使えていますか?と紹介されています

よっすー

例示されているキー、全部使った事なかった・・・。

そして本書では上記の解説の後に、順を追って数多くのショートカットを解説しています!

感想

私が発見・再発見したショートカット一覧

本書は要約の通り、ショートカットの丸暗記を避けるよう勧めているものの、私が発見・再発見したショートカットを備忘録として記載します。ちなみに黄色マーカーの3つは個人的に「ないと困るレベル」もしくは「使ってないと恥ずかしいレベル」のショートカットです。

  • 「Alt」+「Tab」:画面の切り替え
  • 「Windows」+「D」:開いているウインドウをまとめて最小化
  • 「Ctrl」+「Shift」+「<(>)」:文字を小さく(大きく)
  • 「Home」キー:ページの一番上へいく
  • 「End」キー:ページの一番下へいく
  • 「スペース」キー:チェックボックスの操作に利用可能(「Tab」キーとセットで使用)
  • 「F12」:名前を付けて保存
  • 「Alt」+「F4」:アプリ自体を閉じる(「Esc」はアプリが表示する画面を閉じる)
  • 「Windows」+「E」:フォルダ(エクスプローラー)を開く
  • 「Ctrl」+「L(R)」:左寄せ(右寄せ)
  • 「Ctrl」+「Shift」+「C」:書式だけコピー
  • 「Ctrl」+「Alt」+「V」:形式を選択して貼り付け
  • 「Ctrl」+「K」:ハイパーリンクの挿入

脱マウスは30代の必須スキル

本書でも脱マウスによる時短効果およびその時短効果の測定することの重要性が述べられていましたが、これは30代必須のスキルであると感じます。理由は「人に見られる」「生産性向上が生活・キャリアに直結」の2点です。

冒頭で私が危機感を覚えたように、今自身の画面を共有することが多くなっています。もしかするといつの間にか後輩から「よっすー先輩、あのショートカットも使ってないとかあり得ない・・・。ほんとにビジネスマンか」と噂されている可能性があります。一方で、40代以降の先輩は自分が手を動かして資料を作る事が減っている事から、このあたりの時短術には疎いと考えられ、私がショートカットを使いこなしている姿を見て「よっすーはそんな風に資料を作成しているのか。あっぱれだ!」と評価される事も考えられます。

そして、20代はある意味とにかく量をこなしてきたかもしれませんが、30代は「家族との時間を確保」あるいは「自分の組織の生産性を向上させる」が生活・キャリアに直結してきます。これを使いこなす事は直接的に生活とキャリアの質向上につながると考えられます。

このような理由から私は「30代に脱マウスは必須スキル!」と感じ、改めて自分の資料作りのスピードアップを心に誓いました。

まとめ

今回は『年間120時間の時短を実現した50のテクニック 脱マウス最速仕事術』の要約と感想を紹介しました。感想に記載したショートカットは私の備忘録であり、本書はそれ以外にも多くのテクニックや示唆がありますよ!是非ご一読を(^^)

脱マウス最速仕事術 年間120時間の時短を実現した50のテクニック [ 森 新 ]

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感想(2件)

>30代はキャリアのターニングポイント

30代はキャリアのターニングポイント

どんな会社でも、就職して10年も経つと一通りの手順や全体像が見えてくる。結果、よく言えば仕事に対して余裕が生じ、悪く言えばマンネリに陥ることになる。その時に、現状に甘んじて何もせず、ハンコを押すだけのルーチンワークをするか、それとも常に変化へのアンテナを高くして、いずれ必要となるであろうスキルを磨いておくかで、10年後のポジションは決まる。ジョブメンズラボは「変化へのアンテナを高く」する30代とともに成長していく。

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