【書評・Bリーグ】B.LEAGUE(Bリーグ)誕生 日本スポーツビジネス秘史

【書評・Bリーグ】B.LEAGUE(Bリーグ)誕生 日本スポーツビジネス秘史

Last Updated on 2021年1月29日 by ジョブメンズラボ

こんにちは!いーとんです。

今回はBリーグ誕生の秘話について書かれた『B.LEAGUE(Bリーグ)誕生 日本スポーツビジネス秘史』について紹介したいと思います!

この本ですが、Bリーグに興味がある人はもちろん、そうじゃない人でもどうやって現状を打破し、目標に向かって突き進んでいくのかが学べる本になっています!

この本はバスケ好きだけでなくサラリーマンが読んでも学ぶ部分が大きい本に名なっているのですべての30代におススメです

本記事の内容

ポイント

・「応仁の乱」に例えられた政変の時代

・強力なリーダシップによって現状打破した川淵三郎初代チェアマン

・組織経営に携わる人であれば、一読の価値あり

要約

この本は紆余曲折をたどってきた日本のバスケ界について紐解いていくストーリーです。

混乱がどう収拾されBリーグの成功は実現したのか?bjリーグの発足、JBLの苦悩、合流の模索、川淵タスクフォースの全速改革などについて、実際の当事者に詳細にインタビューを重ねた結果を詳細に検討しています

Bリーグ開幕までの紆余曲折については以前私もまとめたので読んでみてください

川淵三郎初代チェアマンという強力なリーダーが現れる前は、整理しようがないほど混乱し、今では想像のつかない世界だった日本バスケットボール業界

筆者の大島さん自身も「応仁の乱」に例えたように、まさに地味で登場人物が多くて関係図が分かりづらいような政争が続く激動の時代でした・・・

政争に明け暮れた結果、JBA(日本バスケットボール協会)のガバナンスが全く効かずトップリーグは分裂。そしてそれぞれがコントロールされていない状況が続いていました。

何度も両者による話し合いがされましたが何度も決裂

ついには、一切のカテゴリーの国際試合禁止というFIBA(国際バスケットボール協会)からかなり厳しい制裁が課されました。

ちなみに当時女子日本代表はオリンピックでメダルが期待されていたほどでしたが、女子も含め一切の禁止となっていました。

そういった状況下で、川淵三郎初代チェアマンがどうやって現状を打破していったのか?

制裁からBリーグ誕生までの2年間程度の激動の記録である本書は、経営組織としてのあり方など、多くの含みを持つ作品となっています!

感想

さてこの本を読んでの感想ですが、今のBリーグでも旧bj・旧実業団などをいう声なども聞こえています

この本を読んで感じたことは、bjが正義・実業団が悪という簡単な話ではなく、両者ともにお互い事情を抱えながらも選手のためではなく、自分たちの都合で動いていたと感じました

そこを打破していく川淵三郎登初代チェアマンの働きが一番の面白さです。どう弾力性を失っている組織を壊し立て直していくのか?サラリーマンとしても勉強になりました

ただ個人的には、功績もすごいですがちょっと持ち上げすぎかなとも思います・・・

またBリーグのビジネスモデルにも言及しており、今のBリーグは組織統治がJリーグ、ビジネスがプロ野球をリスペクトして取り入れているという指摘は腑に落ちました

ビジネスモデルも一度まとめているのでよかったら読んでみてください!

この本自身にはバスケの話は出てこないので、バスケに関係のない人でも組織経営に携わる人であれば、一読の価値はあると思います!またJBAの内部分裂の様子などはドキドキしながらも読めるので小説好きな方にもおススメ!

歴史の振り返りとして、ぜひこの機会に読んでみてください!