【宅建】独学3か月一発合格者が活用した学習計画表を紹介します

Last Updated on 2021年7月23日 by ジョブメンズラボ

FP宅建士のしんちゃんです。

2021年度の宅建試験まで、刻一刻と時間が迫ってきていますね。

そんな中、みなさん以下のような悩みをお持ちではないでしょうか?

「今さらながら、勉強のスケジューリングが上手くできない・・」

「勉強を始めたは良いものの、このペースで本番までに十分な学習量が確保できるだろうか・・」

試験勉強を始めた当初は、最もモチベーションが高い時期だと思いますが、がむしゃらに勉強をするだけでは非効率です。

また、最悪の場合、学習配分を誤り「試験日までに十分な勉強量が確保できなかった」というような事態に陥ることもゼロではありません。

特に、試験範囲の広い宅建試験において「学習計画の作成」は、非常に重要になってきます。

本記事では、これから宅建試験を受験する皆さんが少しでも効率的に学習できるよう、私が独学で宅建試験にチャレンジしていた際の学習計画の立て方、実際に作成していた学習計画表などを紹介していきます。

学習計画を立てることのメリットは大きい

「学習計画」と聞くとなんだか面倒そうですが、その作成メリットは下記に示すように多岐に渡ります。

学習計画を立てるメリット

・行き当たりばったりではなく学習項目が予定されているので、勉強効率が上がる

・学習の進捗が可視化され、項目をやりきる達成感も味わえる

・ペースが乱れたときでも、全体の計画の中で修正が可能になる

実は、過去に私がFP2級を受験した際は、学習計画を立てずに勉強に取り組んでしまっていました。

その結果、試験日1週間前になって、取り組もうと思っている過去問が山積みになっていることに気づき、結局、学習を積み残したまま本番に臨むことになったという経験があります。

結果的にFP2級には合格できましたが、同じ轍は踏まないと誓い、宅建試験においてはしっかりと学習計画を管理することにしたのです。

学習計画を管理するツール

最近では、「スタディプラス」のような学習管理アプリも充実しており、わざわざ自分で作らずとも学習計画管理は可能です。

結論から言えば、何で管理するかは個人の好みだと思いますので、アプリでも手帳でも問題ありません。

私は宅建受験時、自身の学習計画をエクセルで管理していました。

エクセルを使っていた理由は、「仕事でなじみがあった」、「塗りつぶしで可視化したかった」という単純なものです。

大事なのは、「自分のルールで継続的に管理をしていけるかどうか」ということです。

宅建試験のスケジューリングの仕方

では、実際に宅建試験に臨むにあたって、どのようにスケジューリングをしていけば良いのでしょうか。

私は下記の手順で、学習計画表の「たたき」を作りました。

【スケジューリングの仕方】

❶試験日から勉強開始日を逆算し、合計の学習時間を割り当てる
❷取り組むべき学習項目を洗い出す
❸最初は大まかに、週、月単位で取り組むべき項目を目標設定する

❶について、私は10月18日の試験に向けて、7月5日から勉強を開始しました。日数にすると105日の勉強日数が確保できたことになります。学習開始当初は、合計200時間を目標にしていましたので、毎日2時間程度を学習時間に割り当てました。

❷について、宅建の場合であれば「宅建業法」、「権利関係」、「法令上の制限」、「税・その他」の学習項目にまずは分類します。その上で、各項目を「テキスト」、「問題集」、「講義動画」というようにさらに細分化していました。

❸について、勉強開始初日は「各項目にどのくらい時間がかかるのか」ということが分からないので、以下の様にざっくりと計画を割り当てました。

・7月の2週間でテキスト、講義動画を1周する

・7月の残りで問題集を1周する

・8月から過去問に取り組む(何周か回す)

・9月にはテキストの精読や、模試ヘの取り組みを行う

最初は大まかな設定で問題ありません。

勉強を進めていくうちに、自分がどれくらい各項目に時間がかかるか分かってきます。

私の場合だと、たとえばテキストは業法は2時間で読めるが、権利関係は4時間かかる、過去問は解くのに2時間、復習にも2時間かかるなど。

実際に私の使っていたテキストなどは下記記事を参考にしてみてください。

ペースが分かると、学習計画も修正しより精緻なものになっていきます。

実際に使っていた学習計画表

私は実際に以下の様にエクセルで宅建の学習計画を管理していました。

横軸に月日、縦軸に学習項目を記載し、実施した項目にはかかった時間、もしくはページ数やテキストの章を記載し、青く塗りつぶししています。

これを見ると、8月は忙しく、ほぼ学習に取り決めていなかったのですが、計画を管理していたおかげで、直前期に追い込むことができました。

効率の良い学習で、最短の合格へ

宅建試験においては、「最短の学習時間で合格する」というモットーがありました。

学習計画を立てて勉強を進めていくことは、勉強の積み残しを防ぐためだけでなく、効率良く合格を勝ち取るためにも非常に効果的です。

宅建試験本番までまだまだ時間はあります。

ぜひとも、効率的な学習で合格を勝ち取ってください。

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30代はキャリアのターニングポイント

どんな会社でも、就職して10年も経つと一通りの手順や全体像が見えてくる。結果、よく言えば仕事に対して余裕が生じ、悪く言えばマンネリに陥ることになる。その時に、現状に甘んじて何もせず、ハンコを押すだけのルーチンワークをするか、それとも常に変化へのアンテナを高くして、いずれ必要となるであろうスキルを磨いておくかで、10年後のポジションは決まる。ジョブメンズラボは「変化へのアンテナを高く」する30代とともに成長していく。

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