【宅建予想】令和2年度12月27日宅建試験、結局合格ラインは何点?

Last Updated on 2021年2月16日 by ジョブメンズラボ

こんにちは。FP宅建士のしんちゃんです。

2020年度の宅建試験はコロナの影響による宅建試験史上初の「2回に分けた開催」でした。

10月試験、10月合格発表、12月試験が終わり、とうとう残すは12月試験の合格発表となります。

「結局、12月度宅建試験の合格ラインは何点なの?」

正式な合格ラインは合格発表日の2/17にならないと分かりませんが、今回の記事では、予想される合格ラインについて書いていきたいと思います。

宅建試験の合格率について

今一度宅建試験の合格率を見てみたいと思います。

下記は令和2年度10月試験も含めた最新の受験者数や合格率です。

年度申込者数(名)受験者数(名)合格者数(名)合格率合格基準点
H27243,199194,92630,02815.4%31点
H28245,742198,46330,58915.4%35点
H29258,511209,35432,64415.6%35点
H30265,444213,99333,36015.6%37点
R1276,019220,79737,48117.0%35点
R2(12月除く)206,143168,98929,72817.6%38点
宅建試験ドットコムより作成

傾向としてみると、合格率は徐々に上昇傾向にあります。

これは、試験問題に基本的な問題が出るウェイトが高まったこと、また、受験者のレベルが上がっているなど様々な理由が考えられます。

一方で15~18%の範囲を超える、下回ることはないことはないと思われますので、12月試験の合格率もこの範囲に収まることが予想されるのではないでしょうか。

10月試験との調整について

試験が2回行われることは、前例のない出来事ですが、気になる点としては、10月試験と12月試験の合格基準は同じなのか、異なるのか?ということです。

私も10月試験を受け、無事に合格を果たしましたが、申し込みをした時点で10月試験になるか、12月試験になるかは判断できませんでした。

「基本的に先着順」という情報は得ていましたが、絶対ではないと思います。

なので、受験者からしたら10月試験も12月も同様の合格基準で公平に採点されるべきと考えるのが普通ですよね。

ちなみに不動産適正取引推進機構のホームページには、この点について、以下のようなコメントがされています。

10月の試験と12月の試験では、試験問題は異なるのですか? 試験問題が異なるとすれば、合格ラインはどうなるのですか?

試験問題は異なります。10月の試験と12月の試験の合格ラインは、実質的に同レベルとなるように設定します。

「10月の試験と12月の試験の合格ラインは、実質的に同レベルとなるように設定します」という点について、「合格点で合わせるのか?合格率で合わせるのか?」

この部分は明確に分かりませんが、何らかの調整は行われることが予想されますね。

実際の10月試験のレベル感などは、私が実際に受けた感想を以下まとめていますのでご参考ください。

宅建試験速報サイトの予想は?

宅建速報.comでは、各予備校や講師などの予想点が網羅されています。

2月16日現在、35点~39点と幅広い予想がされていますが、ボリュームゾーンは37~38点となっています。

宅建御三家の先生方の予想

10月試験の際もそうでしたが、吉野先生(吉野塾)、水野先生(水野塾)、宮嵜先生(宅建みやざき塾)のいわゆる宅建御三家の先生方が12月試験の合格点もライブで予想していましたね。


ちなみにこの動画、宅建試験の講評と点数予想がメインの内容になっているのですが、それぞれの先生の「宅建愛」があふれており、掛け合いが面白い動画ですので是非視聴してみてください(笑)

さて、合格点数ですが先生方は揃って37or38点を予想されています。(一部宮嵜先生が39も提示していますが、現在は37or38点での予想です)

宅建みやざき塾 宮嵜先生の予想

個人的には、宮嵜先生の点数予想を非常に信頼しています

先日の10月試験でもそうでしたが38、39点予想としながらもほぼほぼ38点で予想されており、結果10月度試験は38点が合格ラインでした。

割と点数予想は3点予想など、幅を取ってされる方々が多いのですが、宮嵜先生については2点予想ないしは1点予想にも近いスタンスで、しかも予想を当て続けています。

ちなみに、宮嵜先生においては、先の御三家ライブ配信の翌日12/28のYouTubeで改めて予想点数について言及しています。

37点、38点予想としながらも、「38点の方が若干可能性が高いのでは?」ではないかというコメントをされています。

また合格率については、下記コメントをされています。

・令和2年12月試験は欠席者が多く受験率が比較的少なかった

・例年並みの合格率を15~18%という前提にした場合、一定数の宅建士を確保する必要があることを考えれば、ある程度合格率が緩和されるのではないか


非常に興味深い分析ですよね。

12月試験の合格ラインは何点?

宮嵜先生の講評に加え、12月試験には受験生のレベルとして以下の背景も考慮されるかと思います。

・5問免除者のほとんどが10月試験に組み込まれていたので、その分のレベル底上げはないと予想
・しかし12月の試験は一部の県のみ(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、岩手県、石川県、岐阜県、京都府、大阪府、奈良県、福岡県)で実施されており、該当県は例年合格率が高い地域が多く全体としての受験者のレベルは高い可能性

以上の背景と機構のスタンス(10月と同レベルにする)を考慮すると、12月試験の合格ラインは「38点」ではないかと私は思います。

既に自己採点で高得点を取られている方で登録実務講習を受ける予定のある方は、合格発表前にも申しめる機関もあるので、以下の記事も参考にしてみください。

まとめ

今回は、令和2年度の12月27日宅建試験について、合格ラインの予想をまとめてみました。

正式な合格発表は2月17日の9:30からです。私も10月試験の合格発表前日はドキドキしていました。

一人でも多くの方が宅建試験に合格していることを祈っています!

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30代はキャリアのターニングポイント

どんな会社でも、就職して10年も経つと一通りの手順や全体像が見えてくる。結果、よく言えば仕事に対して余裕が生じ、悪く言えばマンネリに陥ることになる。その時に、現状に甘んじて何もせず、ハンコを押すだけのルーチンワークをするか、それとも常に変化へのアンテナを高くして、いずれ必要となるであろうスキルを磨いておくかで、10年後のポジションは決まる。ジョブメンズラボは「変化へのアンテナを高く」する30代とともに成長していく。

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